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084_お気楽な神主。

 静謐な御山、針葉樹林に囲まれた参道の先、玉砂利が敷かれた境内、和風の建築物、神殿などをむむすぶ石畳、竹箒を手に掃除をしている風のジャージ姿の老人、時刻は午前中。


 神社の神主さんにガンマンさんと少女は馬に乗って会いに来ました。

 このご老人はここ御山の表BOSSです。


「違うからw普通の神主だからわしw」

「青いジャージが似合うよなw赤いジャージの相方と、ギターはどこやったw」

「なんでだろー♪」


 雰囲気的には着流にギターで、侍をしている方が近いかもしれません。

 

 基本曲者揃いである御山の住人にして、いやまあ、あの方はね、とか距離を置かれるようなキャラクタであるところに、なにをかいわんや、とか、まあ言葉にできないわけでございます。


 よく考えると大体の住人がそうであるのであるからして、それほど珍しくはないわけでございますが、一定数の発言力があることと、それを裏打ちするような実力の持ち主であることは間違いないわけでございまして。


「とんでくる弾丸を斬り飛ばすくらいの刀剣術を鼻歌混じりに実行する程度のBOSSだw」

「なるほど」


 パンと試しに拳銃を早抜きして、撃ち込んでみる少女と、どこからともなく取り出した小太刀を奮って、銃弾を綺麗に斬り飛ばす神主さんです。


「いきなり何をするw」

「な?」

「おー、すごい」


 感心する少女さんであります。

 また、少女の中で、最初の挨拶が、胸元に弾丸を放つという風習が生まれた瞬間であります。

 嘘です、ノリです、流れです。


 というかそうしろと、視線で会話をしてしまった、師匠と弟子の関係性でもあります。


 そもそも、銃弾一つでどうにかなるようなヒトがここにいるはずがないという、確信している前提もございますが。


 良い子のみんなは真似してはいけません。普通にマナー違反でありますし、大体返り討ちにあって死にます。


「相手の強さによって、挨拶初激の強さを変えるのはマナーだろ?」

「どこの修羅の国かな?」

「そうなのかー」


 謎マナーの誕生した瞬間かもしれません。


 意外に結構普及している常識かもしれませんが。

 バトル展開を売りにしている物語にとっては、挨拶がわりの致命攻撃が日常になっている、と。


 いやまあ、そのような日常は素直に嫌だなぁとは、思う方が大半ではありそうですが。

 環境によって変わるのでしょうね。


 なんの話をしているのでしょう?

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