079_死神問答。
大型クリエイター、ガンスミスにして発明家にして、研究者にして、科学者にして、博士にして、黒竜のクロちゃん、その工房からの帰り道。
夜道の山道、森の中。
幽霊怨霊妖怪怪奇魑魅魍魎のオンパレードで経験値がうまい。
そんな感じの道中を行くのは、ガンマンと少女と、それを乗せて進むしゃべる馬。
かっぽかっぽと調子良く、進む栗毛の合いの手に、響く銃声ストライク。
「いやまあ、実をいうならば根性入れて急所に当てれば、幽霊くらいなら蹴散らせる」
「せいしんろん、おつw」
十分に高いpowを持つキャラクターならば、その攻撃に特殊性がのるのがこの界隈でございまして、ある意味skillになっていないskillであるとか言えなくもなく、これが設定として成立すると、受動的なskillとか言われるものになったりする、こともあるわけでございます。
「俺はまあ、体質上skillがつかないわけであるけれども、それの真似事を技術でやってやれんことはないわけだw天才ガンマンだからなw」
「おお、ししょーすげー」
基本skillで再現できることは物理的にどうにかやってできてしまう、そのようなヒトとかモノとかは普通に存在するわけであります。
「まあ、お嬢にもできるわなw俺の弟子だし」
「お、ほんとだできたw」
さらにいうならば、skillの後押しがあるキャラクターがそれを、純粋に素の肉体とか精神能力のみで再現することも可能であるわけでございます。
その難易度はかなりの高さでございますが。
普通の学習能力やら模倣的な才能では無理なのでございますよ、少女の日々繰り返される、levelUPによる、無制限に上昇した野放図な能力値やらそのボーナスやらの恩恵というか、悪さというかそのようなもののせいでございますれば。
なんの変哲もない鉛の弾丸に、不思議属性、よく表現されるのは、聖なる弾丸やら、銀の弾丸やら、破魔の矢やらのskillぽい効果がのるわけでございます。
さらに加えならば、ナチュラルに急所をいぬくskillも自動的に発動しているものでありますから、不思議生物であるところの幽霊っぽい何か、アストラル体とか言われているような何かの、核となる箇所を容易に撃ち抜いて、消滅させていく、流れになっているわけでございます。
オートモードで報酬を稼いでいるゲームのような感じでありましょうか。
ずもももも、という擬音とともに、倒された幽霊やら怨霊やら、精神生命体やら、ガス状の獣やらそれらが集合して、大きく濃くなっていきます。
師匠であるガンマンは、弟子である少女に少々待つように伝えました。
そして、不気味なエフェクトを伴ってそこに現れたのは、黒いボロボロのローブを身に纏い、フードの奥にある頭は髑髏、手には、むぎやらを刈る農業用の大きな鎌を手にした、いわゆる死神ルックな存在でございました。
「いや死神なんだけどなwボーナスタイムだw」
「やったねw」
色々と哀れな存在ではあります。




