表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
77/100

077_見送るヒトが俺たちならば。

 夜になり暗くなり、しかし特に危険も危なくないので、帰路につこうとする、ガンマンと少女でございます。

 大型クリエイターの黒竜クロちゃん、ドラちゃんではない、に見送られて、しゃべる馬にタンデムでぽっかぽっかと歩き出します。


「とりあえずの装備やら、趣味的な装備は大体ざっくり作ったけど、完璧に専用装備とか決戦装備とかを作っておくから、二十日後くらいに取りにおいでー」

「遅い、十日で仕上げやがれw」

「ぶらっくはよくないですししょーw」


 小粋な別れ際の会話に、依頼主の横暴を混ぜ込んでいくスタイルです。


 

 夜の森、星あかり、薄暗く、そこに緩やかな不思議なランプの光を灯して、移動します。

 それは、くらい足元を照らすものではなく、むしろ誘蛾灯のような役割を果たし、

 獲物はここにいますよと、知らせるマークを期待されています。


 夜目が普通にきく二人と馬ですから、実は星あかりだけで、歩くには十分であるわけでございますが、どうせなら、狩ながら帰宅しようぜと、ばかりに、誘い受けです。


 送り狼です。ちょっと違くて、襲撃され狩りとでもいうのでしょうか?


 夜になると出現する獣の種類が変化していきます。

 くらい夜道にふさわしい、お化けのようなものが出現していくわけです。


 幽霊のような実態の無いような獣も出現します。

 けれども普通に弾丸で撃ち抜かれて消滅していきます。


「クロちゃん印の不思議弾丸の効果は抜群だなぁw」

「かいせつおつw」


 幽霊は基本気合いでどうにかなるものであるという非常識があるわけでございまして。

 エネルギー生命体であるわけでありますから、それを散らすように工夫された弾丸でどうにかなるわけでございます。


 それこそ聖別された銀の弾丸のごとくであります。

 その実、狂的なガンスミスに作られた不思議弾丸ではございますが。


「用途によって各種弾丸を用意しております」

「おー、それはべんり」


 あとは間違えないように正しく装填して、もしくはそれ専用の銃を用意して、射撃すれば良いわけでございまして、加えて、本人の技量も相まって、凶悪なペースで駆逐されていく幽霊状の獣です。


 その後に残るのは、結晶体のようなものであります。

 エネルギーの物質化したものであるのではとか、予想されるわけでございますが、都合よくそのようなものが残る仕組みは、もはや仕様です、というしかない、不思議現象ではあります。


「別にその結晶体から幽霊が復活するということもないみたいだしなーなんなんだろうこれ?」

「おかるとーw」


 幽霊の親玉っぽい強力な怨霊みたいな獣もあっさりと蹴散らして、のんびりと、会話混じりで、進む一行でございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ