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075_伸びろ育てろ地にみちみち。

 大型クリエイター、黒竜 クロちゃんさん、巨大工房ない、リビングです。

 謎肉がっつりステーキのメニューな夕食後の、一服タイムにて、家庭菜園です。

 素人でもできるダンジョンコアの育て方、作付け編からの、育成編でございます。


「基本dungeon core は相応の代償とか資源とかを糧に成長するわけです」


 メガネ博士キャラで、器用に爪で巨大な本を開くクロちゃんさんです。

「この本の、千十九ページに書いてある」

「じー、こどもだからよめませーん」

「しかたないのう、テレビの……」

「言わせねーよw、というか遺伝子改造した家電不思議クリーチャーをしれっと呼び寄せるんじゃねーよ、マッドかw」


 目がちょっと怖い、改造クリーチャーを後ろ手で隠しながら、クロちゃんが説明を続けます。


「狂的科学者であることは間違いないわけだが、著作権に関わるところまでは踏み込まないようにしています」

「そうなの?」

 不思議そうに見る少女でありました。


「基本、希望に対する対価が必要となったときには、結構なんでも吸収するわけなんだよな、このdungeonCore という存在は。

 それは、エネルギーでもいいし、存在でもいいし、概念でもいいし、不思議対価でも良いわけで、それを対価として、望みを叶えてくれる。

 まあ、一種の願望達成装置とか、アラビアンナイトのランプの魔神的なアーティファクトとか、そんな感じなわけですよ」


 元々のdungeonCoreの質にもよります。そのままの形でエネルギーを追加しないで、使い潰すことも可能ではありますが、その場合の願いは結構些細なものになりがちではあります。


「宇宙船の動力源にしようと、それも半永久的に持つやつにしようとすると、これから何段階か上の存在に育てる方が良くてね、まあ、木にして花を咲かせて実をつかせて、という、見立てで、対価を注入するわけだな」


 言っている端から、芽吹いたdungeonCoreが、徐々に、早回しの映像のごとく成長していくわけでございます。


 ドラゴンさんの膝くらいまでの高さに成長した苗木です。


「うんさすが僕の飼料、あんど、謎の不思議栄養剤、スクスクと育ってくれるね」

「ほえー、でっかいです」


 巨大な竜の膝くらいとなりますと、およそ10mとか、30ftちょいとかそんな感じまで育ちますが、若木というか、苗木の形です。


「よし、ちょいちょいと、植え替えに行こうかね?」

「最初から、大地に植えたらよかったんじゃねーか?」


 ガンマンさんのツッコミです。


 それはこの地が強すぎるからねー

 dungeonCoreが負けちゃうだよねー

 と、呵呵大笑、かんらかんらと、竜の息吹で大笑い、空笑い。


 も一度外へ、小山の開けた場所へ移動します。

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