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069_うげんだんまくうっすーい。

 大型クリエイター、巨体が唸る黒竜のクロちゃんさんが所有する広大工房内、試射スペース。

 時刻はそろそろおやつどき。


 少女は、景気良く銃弾をばら撒いて、拳銃の調整中です。まとは七面鳥っぽい何か。

 

「よーし、連射速度の調整やら、取り回しの調整やら、装填からの発射までの流れは、みれましたよ。次は最大火力試してみよかー」

「おー」


 スペシャルな弾丸を装填しまして、銃に備え付けたギミックを発動します。

 不思議ちからを使用して、拳銃の所有者が持つ能力値のうち、肉体的なそれを銃撃に上乗せして放つ、よく考えなくともどうしてそうなるのだろうというような不思議機構が唸りをあげます。


「まとは、結構硬めのやつを用意してあるからー、というか鉄塊?鋼の塊?

 不思議鍛冶技術で、硬さを上げるエンチャントをもしとるんで、まあ、跡形くらいは残る、

 ……残らんかったかー」


 轟音一発で、消し飛びました。


「おーすごい」

 キラキラとしたお目目で感動を表す少女さんです。


「すごいのはお嬢の基礎能力値なんやが。

 空間を削り取るような特殊弾は、値段が高いから、こっちの方がリーズナブルではあるわけであるんだけど、どっちにせい、オーバスペックやなぁ、何相手に戦うん?神様?」


 チリ鳥とほうきを掃除道具入れから取り出し、僅かに残った煤のような汚れを集めて捨てる、巨大なドラゴンさんです。

 道具は相応に大きいですが、結構器用に使い倒してますね。


「あー、いや、あいつら、物理的無効だったり、反射してくるからなぁ。単純な力押しだと勝負にならんし、まあ、俺なら余裕なんだけどなw」

「さすがししょー」


 ”サレンダー” コルトM1877の見た目ではあるけれども、その性能は破天荒でありました。いやまあ、使用している弾丸やら、攻撃に使用されるskillとかで、威力はマシマシになっていたりはするわけでございますが。


 あと、とにかく頑丈な白いピストルでございます。反動衝撃なんのそので細かな傷は瞬時に自己修復してしまっています。クロちゃん印の便利な逸品、一家に一台、デストロイヤー。


 物騒なキャッチフレーズですな。


「で、それが普段使いで取り回しの良い、ウエポンな。

 で、こっちが、決戦用というか、破壊力、飛距離重視のロングウエポン、というかライフル?」


 見た目はウィンチェスターM1873、カラーリングは白。


「軽く試射してみてくれや、いや、軽くな、とりあえず取り回しみたいだけだし、

 全力で撃つ時は射角に気をつけてくれや、地形が変わるというか、威力が災害級やし、


 ……大気圏内で全力斉射ができへん携帯武器とか、笑えるやろw」


「大爆笑だなw」

「www」


 どうしよう、ツッコミがいません。

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