068_試射、七面鳥を撃つように。
舞台は引き続き大型クリエイター、かっこ物理かっことじ、のクロさん工房、時刻は撮影会からそれほど経っていません。
不思議鍛冶skillでの武器製作には、時間がかからないのです、最も、時短の理由としては、かなりlevelの高い、大型クリエイターであるところのクロさんが腕によるところが大きいですが。
彼女専用のライフルも作成しました、通常弾と特殊弾丸もセットです。
不思議道具も追加でオーダーメイドです。
「彼女個人のパーソナルゾーンにそのまま不思議収納を設定しました、アンカーになっているのはこのブレスレットね。一応、ごまかし機能として、懐とか、服の隙間とか、指の間からとかから、空間に現出するようにしてみた!」
「手品師みたいだなw」
「いりゅーじょん」
容量は本人の知覚系能力値に比例するとのことであり、本来はそれほど大きくならないのであるが、非常識なlevelUPの繰り返しからの能力値ボーナスgetによって、ちょっとした英雄を遥かに超えているようなレアな数値になっている、少女からすると、ストレージはほぼ無制限であると言って過言ではないわけでございまして。
少なくとも残弾を持ちきれないということはない、ということでございます。
「基本今回の装備は装着者の能力依存で性能が決定するような付与をつけておいたから、その気になれば、その辺を徘徊している、野良神様くらいなら、討伐できるんじゃないかな?」
「あー、あれな、ま、余裕っしょw」
「かみごろしー?」
チェーンソーではないけどねー、と、ジョーク言いつつ笑うクロさんです。
工房備え付けの試射室に移動して、ちょっと調整です。
ここも広いです。
「じゃあ、七面鳥が出てくるので撃ってね」
「本当にターキー出してどうするw」
「たべられる?」
一応擬似的な的であるので、ドロップ品、獣を狩った時に出るお肉などの報酬は落ちないそうでございます。
奇鳥音を響かせながら、左右の打ち出し機械より、中空に飛び出てくる七面鳥さんたちです。
少女が構えるのは、白い、コルトM1877サレンダー、軽い破裂音が続けざまに響き、一瞬で空飛ぶ七面鳥を撃ち落とします。
「銃声がほとんど一発分しか聞こえないのに、3羽落ちるとか、すごいねー」
「まあ、専用武器でなくてもこのくらいは普通にしてたからなぁw」
「うん、よいね、これ」
ウキウキな少女さんです。
「そいじゃぁ、もうちょっと行くよー」
「おー」
耳に響く奇妙な鳥の鳴き声が、ドップラー効果を見せつつ、縦横無尽に飛び回ります。
それを的確に、最小の動作で嬉々として撃ち落としていく少女さんです。
ひどい絵面のような気がしますね。




