062_おちをつけたがる民族。
「ししょー」
「何だー」
「さいごにあついおちゃがいっぱいほしいー」
落語ですか、どこで覚えてくるのでございましょうか?
遠回しにとくに欲しいものはないなぁと、言っていると判断してよろしいかと思われます。
少女の謎知識は、levelアップした時に手に入る、skillの解説テキストとかに書かれているものが大半なわけでございます。
どこのどなたが開発したのかは知れませんし、編集やら運用している主体が存在しているのかも不明ではありますが、取得したskillはそれを最低限使用できるくらいの、知識が紐づいて、脳裏に浮かぶ仕様でございます。
なんとすれば、ヘルプ機能すらあったりします。
が、しかし、おおよそ、稀に結構、製作者や編集者の趣味全開のフレーバーテキストが乱舞していたりしますので、そこから、余計な知識を取り込むことになったりするわけです。
文化的背景にskill構文とか解説文が組み込まれていると言って良いかも知れません、ある意味jobとskillに支配されている文化圏なわけであり、その見方は多分正しいのではないでしょうか?
「みんなjobとskillの奴隷なのさーw」
「おろかなほしのじゅうにんー♪」
相変わらず移動中です、この場面をスキップしてもいいんじゃないかなと、思われてしまうと、別に困らないわけでございまして、無駄話に見せかけて、伏線を張れるんじゃないかな、とか、設定を語ってしまおうとか、便利に使えるので、好みではあります。
「ご主人、もう少しだけ近くに飛ばしてくれないでしょうか?」
「おー、いや、そのくらいいけるっしょw」
「ぱわはらーw?」
お馬さんが、注文をつけますが、ガンマンさんは軽く流します。
仕留めた獣を回収しやすいように、飛ばしてほしいと頼むお馬さんと、このくらいはできるよな、と圧をかけるガンマンさん。なるほどパワハラに見えなくもないですが、器用に肩をすくめて仕事を全うするお馬さんを見るに、無理のない仕事ではあるようです。
ガンマンさんと少女さんの強さが常識外れであるのでそうは見えないでしょうが、
ここは、冒険物語で言うと、ラスボス手前の迷宮で遭遇するか、もしくは、クリア後のやり込み要素として存在する場所レベルの難易度とか言ってしまうとわかりやすいでしょうか?
獣の種類は森林地帯らしいものから、なんでこんなところにいるのでしょうというようなものまで多種多様でございます。
四つ足、二つ足に二つ腕、木々を飛びまわって撹乱したり、モグラのように地中から飛び出したり、ドラゴンとか恐竜とか、悪魔型とか、巨人とか、
鮫と遭遇したり。
ああ、当然、サメですので空を飛び、木々をうねってかわしながら突っ込んできます。
普通ですね。
三つの首くらいなら珍しくありませんし、そもそも、海で泳いでいる方が珍しいまであります。
「それは色々と害されてないか?」
「しゃーくねーど!w」
何が常識か、そうでないかは、やはり環境によるのでしょうね。




