053_返事がないただの株主のようだ。
「主任という役職はつまるところパーティのリーダに与えられることが多いですね」
「小集団の頭とか決定権を持つやつだな」
「?ししょーがいるからいらない?」
ルート66途中宿場町、よろず厄介事解決ギルド、お食事処、カウンター席。
夕食時、タコパ続行中。
これは本当にタコなのか疑惑は常に発動中で、冒涜食材は使用された分即再生。
ウニョウニョ。
「ちなみに株式は公開していないので、もの言う株主は物理的に存在しません」
「まあ、仮に文句言ってきたら、人生的な感じで排除されるものなぁw」
「おー」
その辺りは、暴力を売り物にしている秘密結社の面目躍如というものでございますか?
堂々と社会に進出している秘密結社というものもどうかとは思いますが、
そこはそれ、脆弱な、行政組織のあれこれ手の届かない隙間を埋めているみたいな、
必要悪的なそれでございまして。
積極的に隙間を育てている産業でもございますが。
かろうじて、善悪的には中立を保っている組織ではあります。
以外と秩序寄りでもありますが、局所的と言いますか、現場は混沌です。
これはまあ、混沌を相手にするときには混沌的に当たった方が、被害が少ない、
場合が多いからでありましょうか?
経験則、現場の判断というものであるのではなかろうかなと。
そもそも現場を秩序で制御できるほどの実力が上にないとか、
突出した能力を持っている社員が最前線に出ているので、
止める術を持たないという、頭の痛い現実があったりします。
「困った社員もいるものだなぁw」
「わかっていておっしゃられる」
「さすししょ!」
さて、報酬のお話です。
基本dungeonのbossを討伐し、その核を持ち帰るという行為は、かなり英雄的と申しますか、一攫千金をゲットしたテイストでございまして。
それによる収入でほぼ平均的なヒト族でありますれば、ある程度贅沢をしても、一生暮らせるようなものでございます。
「おーもう、われ、じんせいしゅうりょー?」
「「早い早い」」
もっとも、金銭やら資産やらのお話であるならば、師匠に拾ってもらった時点で少女は安泰なわけでございますが。
ガンマンさん、伊達に年間億をアベレージに稼いでいないわけでありまして。
それも、経済圏をあまり破壊しないように、手持ちの資源を小出しにして、そのような状況でございますれば。
控え目に言って既に大富豪でございます。
「結社での活動はまあ、付き合いとか、趣味とかの範疇だなw」
「ゆーゆーじてきw」
いいご身分でした。




