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047_ぱたーん青で暴走してます。

「迷宮暴走とか氾濫状態とか言っているやつかなぁ?と、ウケるなぁw」

「www」


 笑っている場合ではないような気がしますが、まあ、それほど危機感のないのは、戦略級のガンマンであるからでありましょうか?


 ルート66から北に進み、大岩壁に突き当たった所、そこに存在した迷宮の出入り口、それもここ数日あたりに開いたもの、の前です。

 時刻はそろそろ夕方近く、夜営の準備をしましょうかという流れになります。


「ただ予想だと、もー1回くらい夜に灰色狼の襲撃がありそうなんだよなぁ」

「ねぶそくはおはだにわるい?」


 Dungeon の中では獣が自然発生します。

 何を言っているのかわからないかもしれませんが、言ってる本人も良く分かっていません。


 そういう仕組みになっている Dungeon が多く観察される、くらいしか言いようがないわけでございます。

 何もないような空間から”火のない場所から煙が立ち上る”ように獣が現れることもあれば、観察されていない時と場所を選んで、いつの間にか出現しており、奥から移動してくるとか、演出はさまざまでありますが、とにかく、Dungeon は獣を生み出すものなのです。


 理屈やら理由やらは推測されていはいますが、まあ、混沌のせいだよね、と言ってしまえば全て解決した気になってしまうので、化学的、もしくは論理的な議論は進んでいません。


 基本Dungeonで生まれた獣はその領域からは出てこないわけでございますが、出現した獣が一定数を超えると、まさしく溢れるように外へと移動していくことになる、場合がございます。


 全てが全てそうではありませんが、その傾向が高いわけです。

 で、それはかなり物騒でありまして、何しろ獣はヒトや秩序だったものを積極的に襲うので、必然的にそれに対応することになります。


 基本的にはDungeonに突入しての獣を間引く作業となるわけでございます。


 不利益しかないように見られますが、当然利益もあるわけでありまして、第一にヒト生活における安全圏の確保、次に狩る獣から手に入る各種素材、さらには、Dungeon内で手に入る、お宝とかがそれに挙げられます。


 そうなのです、なぜか、Dungeon内で獣を倒すと、お宝が、宝箱に入って手に入ったりすることがあるのです。


 理屈は考えてはいけない、むしろ感じるんだ、の世界ではあります。


 そのような報酬を与えることによって、Dungeon内で獣を狩らせることに、何者かが利益を得ている仕組みになっているのではなかろうかという予想はされておりますが、現状、はっきりとは証明されていません。


 ここでもまあ、混沌のやることだからな、で納得してしまう弊害があったりします。


「まあ、不思議結界で出入り口ふさいどくか、一日はもつだろw」

「ふらぐーw」


 いや大丈夫だと思いますよ、それで。

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