044_御代わり自由、心ぴょんぴょん。
「午後からも同じだけ来るとか聞いてねーよw」
「いっぱい!」
悲報:灰色狼の獣、襲撃止まらず。
続報:戦闘描写なく、壊滅ずみ。
ルート66近くの牧場前、狼の死地。時刻はお昼過ぎ。
少女とガンマンの食後の運動的な壊滅行為がなされています。
灰色狼の数は午前と変わらず三桁行くか行かないかで、群れを率いるボスつき。
「流石にこれはおかしいとガンマンもわかるぜ、俺賢いしなw」
「おー、さすがししょー!」
牧場経営者やら責任者やら現場監督やら、所属カウボーイやらに聞き込みをすると、今日の灰色狼の襲撃は確かにおかしいというか、数も質も凶悪すぎるとのことでございました。
つまるところ何かがおかしい、と言うことが判明したわけでございまして。
「で、どうだい?」
「おけまる。skillのえだのばしおわこんー」
微妙に使い方の違う表現をする少女でございます。
何をしたのかといいますと、朝いつもの通りに0levelに戻っている少女、
今日も元気に狩りごっこ、スプラッタスタイルを繰り出して、
順調にlevelをup、で、習得するjob、職業と、skillを、探索系に振り分けましてん。
「job”Girl Scouts”げと、skill”chase” げと!」
「ナイスだお嬢」
飯盒炊爨技能と、テント設営と、森歩き、平原歩きの技能もついでにゲットしたようで、
基本偵察兵的な技能枝を、初期版ではありますが、手に入れました。
「んじゃ、逆にたどるか、臭いものは根本から立たねーとなーw」
「おそうじー!」
えいえいおーと気鋭を上げる二人でございます。
ちなみに今回の灰色狼の死体は牧場関係者にお任せしました。
よろず厄介ごと解決ギルドからも社員が派遣されるそうでございます。
ガンマンと少女は、灰色狼獣の足跡を逆に辿っていきます。
「はいヨーしーるばー!」
「しーるばー!」
お約束の掛け声をかけながら、栗毛の牝馬と共に平原を移動していくわけでございます。
草木は少なく、礫岩的な砂漠地帯ではございますが、
起伏も少なく、移動には苦労しなく、視界も良好である、ようでございます。
気温はちょい暑いかなという感じで、日差しはちょいつよであります。
ぽっかぽっかと、西に東に、にんにきにんにんにん、といやまあ、それは嘘で、
ほぼ北に向かって荒野を進む、二人と一頭でございました。




