029_そーれからどうした?
「狩りつくしたなぁ」
「なぁ」
あれから幾日かすぎまして、ここをキャンプ地とした場所にて野営の最中であります。
食事や入浴やらも済ませまして、焚き火の前で、暖かな飲み物をいただきつつ、まったり。
「竜とかもこの辺りにいたんだなぁ」
「なぁ」
ちょっと山の深いところまで遠征した時でございました。
爬虫類の鱗、コウモリの翼、ワニのような、それとはちょっと違うような、大きな口と牙。
基本、四足歩行で、ちょっと飛び。
太く長い尻尾を振り回したりもして、周囲をなぎ払いつつ襲ってきたり、
その口から、不思議原理で、炎の吐息を吐いたりしました。
身の丈は全長十数mもしくは30ft、全高4mもしくは13ftくらいのまあ巨体?巨体。
「美味しかったなぁ」
「よいおにくー♩」
ちょっと調理方法に工夫が要りましたが、美味しいお肉になりました。
戦闘描写ですか?いやまあ、あっという間に、弾丸で目玉を撃ち抜いて脳みそをかき回したので、数行で済みますが、要りますでしょうか?
基本防御点が存在しない、もしくは薄い箇所と弱点が繋がっているならば、ちょと気合を入れた特殊弾頭でどうにかなるわけでございます。
物理的に射線が通っているのであれば外しようがない変態的な腕前のガンマンが二人、存在している以上、生物であるなら、そのlevelは問題にならないわけでございまして。
「財宝もざっくざく」
「きらきらー」
なぜが竜は光りものを集める風習がございまして、寝床からそれをちゃっかり回収している二人でございました。
竜の住居そばでの遭遇戦であったのでありますので、比較的簡単に巣の場所が判明したのはラッキでありました。
まあ、竜に限らず、この辺りの獣にとっては非常にアンラッキーな数日であったわけでございますけれども。
「で、冒頭に戻るわけだけど、狩りつくした感があるなぁ」
「なぁ」
能力値の上昇に伴い、その行動範囲がえげつないほどに広がっていたわけでございますが、それでも気軽に狩れる適度な獲物は狩りつくしたような感じでございます。
それはもう生態系が崩れるくらいの勢いでございまして、食物連鎖とかどうなってしまうのでしょうか?
「……まあ、しばらくすれば”混沌”がいいようにしてくれるってw」
「てきとー」
そういうことだそうでございます。
「そいじゃぁ、そろそろ行くかー、ていうか帰るかー」
「どこへ?」




