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020_リアル?狩りごっこ。

 毛深ければ猪、肌色面積が多ければ豚に似ている獣なのでございますが、似ているのは首より上くらいの物でありまして、四肢は二足歩行に、器用に道具を使うことのできる腕という塩梅です。


 ヒト種の平均よりは大柄で、お腹が出ている肥満体型ではありますが、脂肪の下には筋肉も多く、結構な怪力とともに、敏捷性も備えております。


 独特の文化、文明を所持しており、主に毛皮ではありますが、衣服も装備しています。

 また、中には粗末ではありますが、金属製の鎧めいた防具やらに身を固め、鉄器っぽい手持ち武器を、それなりの理で持ってして振り回したりもしています。


 言語も使用して、種族同士でのコミニュケーションも取れるようになっているわけでございますが、知能はあまり高くない、のではなかろうかなという観察がされております。


 ただ、ヒト種との対話は成立しないものが多いです。

 基本雑食ではありますが、ヒト種もその捕食対象であるようであるがゆえに。


 数十から数百の群れを形成し、一頭のリーダを中心に血縁関係で持ってして一族単位で生息しているとみられています。

 

 しかし、混沌流入の影響を多分に受けていたりしますので、一概にすべからくこうであるとも言い切れない生き物であることは、ヒト種を含め他の生き物と同じでございます。


「ちなみに肉は美味い。家畜の豚に似た味がする、こっちの方が野趣に溢れているが」

「おー、おにくがいっぱい」


 互いに捕食関係にある生き物に対話が成立しないのはまあ不思議な話ではないのでありましょうかね?


「解体にはそれなりの時間がかかるから、とりあえず、”袋”にしまっておくか」

「いっぱいはいるね!」


 物理法則を真っ向から否定していく勢いで、どう見ても、それが入りそうにない大きさの袋口へと、獲物をそのまんま入れていくガンマンさんです。


 ”袋”はちょっとした背負い袋くらいの大きさとしか見えないのですが、次から次へと、猪or豚頭獣を飲み込んでいきます。


「お、1スタック越えたな、100匹以上はいたわけか」

「たくさんかりました!」


 元気に手を上げて宣言する少女です。

 返り血は少ししか付いていません。


「で、一体は解体して、肉にしてしまおう」

「おー」


 いい時間であるので、場所を移して、獲物を解体することにする二人でございます。


「で、こちらが解体したものになります」

「じゃーん!」


 そして、複雑な解体手順を披露することなく、

 ”不思議道具”を駆使して、あっさりとお肉にしちゃったりします。

 

 大丈夫です、一般的ではありません。

 ガンマンさんと、彼が持つ道具が非常識なだけです。


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