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詩集その1

新月

作者: 浅黄 悠

くらい空に彩られるのを待っている

ガラスの風鈴

関わりたくないここから

抜け出す魔法のない晩夏

さよなら

僕の弱さも苦しみも

さよなら

僕の懐かしさと愛しさも

僕は日記をつけるのをやめた


天の川は祭りのあと

すいせいはみどりいろ

尾を引く線路は消えてゆく

切符を持っている人間がこの世にいるのか

さよなら

君の笑顔もからかいも

さよなら

君の事が好きだったのに

僕は変わっていないのに


輝ける月は星を消す

君の輝きと無関心さに

僕は自分を見失っている

本当に僕は君が好きなのか

疑わせたのは他でもない

君の無愛想には敵わないよ

何もない僕

散った星の昔を

箱に詰めて大気圏に燃す

何も届かないよ

おそらく3年前に書いたもので、投稿するつもりが保留のままになっていた詩です。



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