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第136話 全員集結なのだ!

65000pv達成致しました! 読者の皆様本当にありがとうございます(^o^)

宜しければ、ブックマークや評価をしてくださると嬉しいです。

日本のどこかで作者が飛び上がり、宇宙を一周してきます。

それよりも最近回線が悪い!

 あー、明かされる真実っていうやつだな。まさか魔王が和樹を洗脳していたなんて。


 本当は疑ってもいいところだが、鑑定さんの言うことは絶対に間違っていない。だって鑑定さんだから。そう、鑑定さんなのである。


 と、いうことでこれは真実として受け止めることにした。


 魔王が洗脳か……。あの可愛い見た目で(幼女)恐ろしいことするんだなぁ。


 一回しか会ったことないけど、あれでも一応魔王だし。その時は俺たちのレベルが低かったせいか、見えない速度で小さな小さな傷をつけられた。そして、鑑定された。


 鑑定遮断はダメージを受けた後、スキルの効果が一瞬だけ消えてしまう。そのタイミングを見計らい、魔王は傷をつけて鑑定をしたのだ。


 鑑定遮断持ってるのはシーファしかいないけどさ。


 俺も自分でかなりレベルが上がったと思ってるし、もうあんなことはないと思う。死神は例外。勝てるわけないだろ。


 結果、魔王がやばいことがわかった。幼女ということで今まで舐めていたが、その考えを見直すことができたのだ。


 これだけわかっただけで進歩だろ。じゃ現実に戻りますか。


 目の前の全ての動きが速くなる。いや、正しくは元に戻ったという方がいいかな。


 最近、脳内パリピの効果が目に見えてわかるようになってきた。前までは考えている時、視界まで注意がいかなかったのだ。だけど、今ではちゃんと景色が見える。ゆっくりとして、だ。こんなに便利な称号だったなんて……!


 まだ炎の柱は立っている。長いよ。20秒経過しましたけど。


 流石に和樹も無事ではいられないだろう。俺だったら完全に消し飛ぶ自信がある。


 ん?


 なんか違和感……。


 俺の目の前の景色が変わった。


 ふぁ!?


 どこを見ても赤、赤、赤、赤、赤、赤、赤、赤!


 遅れて全身に溶けるような激痛が。


 猛烈に熱い。


 そこで、何が起こったのか少し理解することができた。


 和樹がなんらかの魔道具を使って、同じ魔法を生み出したか自分のいる場所に俺をテレポートさせたか、だ。どっちにしてもあり得る話。うむむ。


 呑気なこと考えてるけどマジで痛い。意識が……。


「ゴオォォォォンッッッ!!!!」


 ああ、幻聴が聞こえるよ……。


 と、体に何かが巻きついた。体を動かす気力すらない。俺は逃げられなかった。


 物凄い力で引っ張られる。


 次の瞬間、俺は炎の中から脱出していた。


 あれ?


 どうしてだ?


 淡い光に包まれる。体の中から暖かい何かが広がっていった。


 これは……ヒールか?


 違う。それよりも回復能力が高い。俺の怪我していた喉すらも治してしまった。


 ハイヒールだ!


「サトル、大丈夫ですか?」


 俺の身を誰かが空中で拾った。遠ざかっていた意識が戻ってくる。


 復活だぜ、ヒャッハーーー!!!


「あー。あー」


 お、声出せるな。


 俺はシーファから降ろされ、地面に立った。炎柱は既に消えている。和樹の姿は……。


 いた。黒こげになって地面に倒れている。


「シーファ、ありがとう。和樹もどきはどこいった?」

「……? ああ、カズキもどきってあの人形ですね? みんなで協力して倒しました。後は……」


 シーファが和樹を睨んだ。


「あいつだけダ」


 怖え。


 でも、力強い仲間が増えた。嬉しいことなんだじぇい。


 まだ経験値取得の情報は入ってないし、生きているはず。


「よぉし、みんなでぼこすぞぉ〜!」


 俺の言葉を合図に、仲間たちは和樹の元へとかけていく。と、その時。


 和樹の傷が全てなくなった。彼は体を起こして目覚める。ありえない行動に、俺たちの動きが硬直した。


「いやあ、自己再生がなかったら僕は確実に死んでたね。まさか、あんなやつに引っかかるなんて僕はまだダメだなぁ」


 無様な姿をさらしたというのに、和樹はいつもの笑顔でへらへらと笑った。


「ホント、あれには驚いたよ。そのおかげでほら。僕の双剣が塵になっちゃった」


 和樹は手を開く。色も識別できないような小さな粒が風に乗って消えてしまった。


「僕には見ての通り武器がない。襲いかかるなら今だけど?」

「嘘だな」


 意外なことにも、その言葉に反応したのはライラだった。


「あの魔道具を見てわかったが、お前は魔道具使いだ。剣の一つや二つがなくなったとしてもすぐに複製を作って修復する可能性がある。それに、剣がなくても魔道具で戦えるだろう?」


 分析力すごいな。大正解だ。


「ピンポーン! 大正解!」


 同じこと考えてた件。


「流石はエルチャルト国の騎士団長だね。君の言った通り、剣はいくらでも蘇るよ〜」


 そう言って和樹は空へと手を掲げる。光の粒が集まり、剣を創作した。前と同じ、双剣だ。


「計画的にはまだ自己再生は使わないはずだったけど。ま、それだけ僕も気を抜いてたって話だ」


 初めて和樹が自分を責める。


「シロ、俺を乗せてくれないか?」


 ーーもちろんだよ!


「カゲマル、ライラさんの陰に潜って隙を窺ってくれ」

「承知」

「シーファ、空から魔法で援護射撃だ」

「了解です!(ったク、指図すんナ)」


 ミライの声が聞こえた気がした。


「プリンは地面攻撃で和樹を攻撃」

〈頑張るわ!〉

「ライラさんはカゲマルと協力して下から和樹を狙ってくれ」

「ああ」

「俺は接近と魔法両方やる。みんな、頼んだぞ」


 その問いかけに、全員が頷いてくれた。


 俺は雷獣化したシロに乗る。彼のMPを回復させるために、雷球をシロに当てた。シロのスキル、充電でMPが回復していく。準備万端だ。


「飛べ、シロ!」


 シロは大きく跳脚し、大空へと舞った。

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