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楊(やなぎ)の綿毛が届くまで  作者: 草間 奏
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流れる


流れて流れる

脈々と繋がる時間のなか

途切れることもなく飛ぶこともない時間のなか


今見た景色はすでに過去になり

遠くにあるあの風景はやがて今になります


時間の始まりが宇宙の始まりだとして

その終わりは宇宙が終わるときなのでしょうか


大いなるユニバースよ

あの星の光が、今私に届きます

ここへ到るまでの時間はだれのものなのでしょう


光を発した恒星か

旅した光そのものか

それとも行き着いた私の網膜でしょうか


流れて流れた

脈々と繋がる時間のなか

途切れることもなく飛ぶこともない時間のなか


ここに到るまでたくさんの時間に出会いました

それはあなたも同じだけの出会いだったのでしょうか


私が今みた星の光は、過去のそれより輝いてみえました



時間は縛るものではないですね

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