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楊(やなぎ)の綿毛が届くまで  作者: 草間 奏
3/9

窓を開けたら


窓からみえるあの青い空は

限りない遥かさで


僕のいない

大きな世界を切り取る窓は閉じたまま

僕のいる

小さな世界を閉じ込める窓は閉じたまま


透明はグレー

その色はこの部屋にだけ反射して

少しずつ(いろどり)をなくしていくのです


この窓を開けたら

充ち満ちた青を、押し迫る青を

受け止めきれるでしょうか

それはあの遥かな青なのでしょうか


それを教えてくれる風も遮る この窓を

ただ、ぽつんと眺めているのです


ここからみえるあの青い空は美しいのです


何事でも新しいことをはじめるときはドキドキします

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― 新着の感想 ―
[一言] 詩的でいいですね
2019/11/10 10:16 退会済み
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