光合成
随分暑くなってきました。
今日は、メダカが暮らす水槽についてわたし個人の意見、実践結果についてお話しします。
メダカにとっていい水とは、過去何度も、お話ししました様に、弱酸性か中性の水です。
水道水ならカルキを抜くために水をバケツに汲み天日において置きます。
この時期、天気のいい日であれば、2時間もあれば、カルキは、抜けます。
でも、私の場合は、このままでは、ありません。
水草のマツモやホテイアオイなどの水草を入れます。
メダカを飼っているベテランの方は、わかっているとは思いますが、屋外で飼育する場合、飼育場所が直接日光が当たるような場所であれば、光合成が盛んに行われ酸素をより多く発生させることが出来ます。
水中内の酸素が多くなれば、水の活性化が進み、メダカにとって、いい環境が出来ます。
でも、日光に当たるという事は、この時期6月~9月だと、温度がすぐに上昇してしまいます。
温度が高いとメダカに大きなストレスがかかり、温度が高すぎると死んでしまいます。
とてつもなく大きな水槽なら別ですが、日影でも明るい場所で、大きめの水槽を用意し、水を多めに入れれば、温度の上昇を抑える事が出来ます。
それであれば、水草を入れる事は、メダカにとっていい環境ということになります。
ただし、日影で、暗い場所になると光合成は、殆ど行われない上、夜になると、今度は、水草が多く二酸化炭素を出します。
水草の光合成で作られる酸素より、夜に作られる二酸化炭素の方が多ければ、当然、メダカは、生きていく事が出来ません。
だからと言って、水草を入れないとメダカの隠れ場所が無くなり、ストレスになります。(常に、近くに人がいて、人に相当慣れてて、メダカがストレスに感じない事もあります。→なかなか難しいかもしれないです。)
一番いいのは、適当な明るさのあるところで、水草を少し入れて育てるか、日影でも、ライトなどで光を補ってやれば、問題ありません。
前のブログでも紹介しましたがLEDが一番いいかもしれません。
私の場合は、光の届き難い室内では、LED。
屋外では、多量の水に水草少なめと言うように使い分けています。
屋外では、ちょこちょこ水替えしてますが室内では、この時期でも、一ヶ月水替えしてません。
水槽も一ヶ月経った状態とは、思えないくらいにきれいです。(ただし、水を活性化させる小石が5㎝、ホテイアオイに付いた貝がいます。)
水草もメダカも元気です。
私自身は、メダカに水草を歓迎するタイプです。
メダカに適した環境を作れば方法は、どんな風でも構わないと思います。
写真は、室内水槽の一ヶ月放置の状態です。
室内のメダカは、何ヵ月もの間、一匹も死んでません。
メダカは、癒しです。
私は、水草の緑と、メダカがいてはじめて、癒しになると思います。