命の水
今日は、「命の水」についてお話しします。
メダカにとって命の水とは、中性から弱酸性と言われています。
雨水やよく、畑などに置いてある(薬品散布を含まない)水は、正にメダカにとって適した水と言えます。
井戸水があれば一番いいのですが、夏の時期など、天日に置いて、一、二時間水道水のカルキ分さえ抜いてしまえば、水は、メダカにとって、いい水となります。
ただ、この段階では、最初にお話しした、メダカに適した水とは、言えません。
適した水にするためには、水草を入れて何日も、水の性質を代えていく必要があります。
それを簡単に一日でメダカが住める環境にするためには、どうしたらいいのか?
もう、お気付きですね。
「畑の水」緑に変色した水がメダカにとって最良な水ということになります。
その水を天日に当てた水に入れればすぐにメダカが住める環境が出来上がります。
畑の無い都会であれば、雨水を溜めて外に置いておけば、いいのです。
自然が、水を作り出してくれます。
蚊の幼虫であるボウフラが沸いてくれば、メダカを入れる環境が出来上がってます。
そのまま、メダカを入れてやれば、ボウフラをメダカが食べてくれます。
メダカにとってボウフラは、大のご馳走です。
そうして、自然の摂理が完成するのです。
都会では、メダカを直ぐにとは、難しいかもしれませんが、ちょっと足を伸ばせば、手に入れる事が出来る様な気もします。
慌てずゆっくり行く方々。メダカを早く飼育に入れる方々。
様々です。
それぞれのライフパターンに合わせてメダカ飼育にチャレンジするのが一番ベストに思います。
メダカにとって、命の水とは、メダカにとって最良な環境なのです。
環境が整わないうちに、メダカを飼育すれば、メダカは、死んでしまいます。
かわいいメダカを無駄に死なせないためにも、命の水を作ってください。
水は、万物の創製です。
これを、忘れないでください。