登場人物
時任弥生
18歳。茶色のくるくる天パー、でか目、ちび、貧乳、運動音痴、英語苦手。お人好し。
あんこをこよなく愛す。背を伸ばすため牛乳は欠かせない。うそをつけない、正直者。
双子の弟と父母、幼なじみの葉月をとても大事に思っている。
妹になった卯月に驚くものの、本気で応援する強者。
卯月
18歳。弥生の双子の弟は仮の姿、異世界から流された王子。
長身、細マッチョ。黒髪短髪。切れ長和風美人。無口、無表情、生真面目。
自分が弥生と双子ではないことを知り、女装して王位継承を退けようとたくらむ。が、本当に女にされそうになり、あわてる。
故郷では女装してても混乱なく疑問に思っていたらセーラー服が女装だと誰もわからなかったというおち。
弥生への心うちは読まれており、2人が結ばれ王王妃になることを確信されている。
お馬鹿でもまっすぐな弥生が大好き。
葉月
18歳。長身、細身、文系。ちゃらい笑い上戸。へたれ、純情。卯月より頭がいいが、ほどほどの成績で目立たないようにしていた。
弥生が好きだが、卯月の補佐の立場から告白はしていない。(立場に関係なく出来ないかな)
帰ってきてからは後の宰相になるべく卯月と一緒に学習と仕事を精力的にこなしつつ、弥生に気持ちを打ち明けられないでへこむことが多い。
時任一心
46歳。亡くなった妻をこよなく愛するごりら。長身、ごついマッチョ。角刈り無精髭。はちまき。大工。
弥生と卯月を分け隔てなく育てるが、妻によく似てくる弥生を目に入れてもいたくない程の溺愛ぶり。
異世界の話を聞き、弥生を連れて行くなら自分も行くと即答。
大工の腕を見込まれ城建設を買って出る。技の伝授にやりがいを見つける。
男は筋肉で会話をするものだと思っている。
弥生を幸せにするのは自分だと思っている。
おはぎ
年齢不詳 妖精獣族 ウサギ種
雄。心は雌だったが、弥生の1人を愛すると言う告白を聞いて雄も良いなあと思い始めている。ペットと女(?)の身分を利用して弥生に抱きしめられて幸せも感じている。卯月に窓から投げ捨てられるので、意趣返しにわざと弥生にべたべたすることも多い。
アーサー・トムベック・ケント・イル・ゴーギャン・アイスエンパイアー
隣の国の第1王子。俺様、ナルシスト。ひねくれもの。
容姿は美形。長いうねる金色の髪に蒼い目。色白で唇は赤く、細まっちょ。
卯月への対抗心を持っている。女は自分を見ればすぐに惚れて言うことを聞く馬鹿だと思っていた。弥生を手軽に自分の女にして卯月をからかってやろうとしたがうまくいかず、1人をずっと愛すると言う弥生が気になるようになってしまう。が、俺様なので素直に言えず、ちょっかいを出してはさらに嫌われている。
影の梟
国を守るため暗躍する集団の一員。何代か前の名君に仕えていた忍びをまねているが、実際は忍者もどき。
女性に免疫が無かったため、弥生との接触の後、初めての恋に暴走気味。
国王 餃子好物
卯月にそっくりな男前。声も渋い。
無表情を取り繕うため、ひげとほっぺを描いている。王妃命。
言葉はなぜか中国なまり。弥生を大歓迎。早く卯月に国を譲って王妃といちゃいちゃしたいと思っている。