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目覚めた場所は
「 ………… さま … 」
「 ………… 様 …!」
「 …………?」
ゆっくりと目を開けると、目の前に小柄な人影が見える。
「……お嬢様!」
目線を正面に移すと、メイド服を着た小柄な女性が私の前に立っていた。
「……貴女は…」
____!聞きかけた瞬間、目の前の顔にどこか見覚えがあることに気付く。
「………お嬢様…っ!」
「………ここは?」
噓でしょ……
夢、なのかな………?
今目の前に広がる景色は、私がやっていた「あくのが」の世界そのものだ。
周囲を見渡してみても、パソコンの画面で見ていた主人公の部屋と同じ光景が広がっている。
……!!!
ふと下に目線をやると、着て寝たはずのパジャマとは違う服……というか、普段のパジャマとは似ても似つかないドレスのような服が目に入る。
いつの間にか、起きたばかりでぼんやりしていた頭もはっきりしていて、現実味のない期待感ととてつもない不安…嫌な予感が一瞬にして私を襲う。
私は慌てて近くにあった鏡に目をやる。
私の一瞬の予感は的中し、鏡の中に真紅の長い髪と大きな瞳、それによく似合った綺麗な顔が映った。
____私、「あくのが」の主人公【レイリス・リード】になってる……!?




