プロローグ
☆この小説について☆
ノベルゲーム制作アプリ「Script少女 のべるちゃん」にて序盤のみ投稿していたものを小説に書き直しています。ゲーム版と異なり分岐システムはありません。
スマホでも読みやすいように考慮していますが、PCから書いているため違和感があるかもしれません。
*処女作ですので文章に読みにくい箇所等ありましたらコメント頂けますと幸いです。
「ふぅ…」
軽く伸びをし、時計に目をやる。ちょうど日付が変わる頃だ…。
私はパソコンの画面に向き直ると、セーブしたばかりのゲームの画面を閉じる。
毎日学校に通うだけの退屈な日々での唯一の楽しみ、私のルーティーン。
それは大好きな乙女ゲーム「転生した悪役令嬢は死亡エンドを逃れたい」通称「あくのが」をプレイすることだ。
「あくのが」の世界は西洋風でファンタジックで、それはもう美しい。まさに非日常そのものだ。
主人公が異世界に転生する設定なのもあり、このゲームをプレイしている間は、まるで自分もお姫様になったような気分に浸れて純粋に楽しい。
私も「あくのが」の主人公みたいに異世界転生できたらな~… なんて現実味のないことを考えると、ファンタジーの世界じゃあるまいし、と冷静な自分がすぐに現実に引き戻す。
起きたらまた普通の生活が始まる。夢見がちなことばかり言っていられないのだ。
……もう寝よ。
私はベッドに入ると、少々ブルーな気持ちのまま目を閉じた。




