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ハッピャクヤタヌキ討伐

ハッピャクヤタヌキを討伐する話です。

【隠密】

【召喚】

西の森で謎の召喚術士は隠密のスキルと召喚魔法を発動させた。

すると八百八匹の狸の魔物が召喚された。

(これがハッピャクヤタヌキか。本当に八百八匹居るんだな。あの大きいのが首領のイヌガミギョウブか。これだけ多数の魔物達なら從魔にされないだろう)

「其処に隠れているのは誰だ。さっさと出てこい」

イヌガミギョウブに気付かれてしまった。

(やはり気付かれてしまったか)

【転移】

またしても何処かに転移した。


「此処は何処だ?お前達、周囲を探索して情報を集めろ」

イヌガミギョウブは配下の狸に達に情報を集めろという命令をした。


「西の森に狸の魔物の大群が確認された。C級以上の冒険者全員に討伐依頼を要請する。辺境伯軍と協力して討伐に当たってくれ」


冒険者達と辺境伯軍はハッピャクヤタヌキと対峙した。

【狸囃子】

「ポンポコポンポコ」

イヌガミギョウブは仲間を強化して、逆に敵を弱体化させる狸囃子たぬきばやしというスキルを有している。

そのスキルで配下の狸を強化して、冒険者達と辺境伯軍を弱体化させようとした。

「コケケケ」

しかしカラドリウスの鳴き声によって、狸囃子は封印された。

(どうして狸囃子が効かない)


「今だ。狸達を討伐しろ」

ギルマスの指示で冒険者達と辺境伯軍は一斉に攻撃を開始した。


「悪かった。降伏するから赦してくれ」

イヌガミギョウブは形勢不利を悟って、あっさりと降伏宣言をした。

こうしてハッピャクヤタヌキ討伐は終了した。


そしてハッピャクヤタヌキは衣食住を保証する代わりに辺境伯領で勤労奉仕する事になった。


「ハッピックヤタヌキも從魔にされたか」

謎の召喚士は苛ついた口調で呟いた。


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