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武の極  作者: アディクト
2/2

武芸者の任務

武神の仕事は多岐にわたる


1つは政治


もう1つは犯罪者を捉える事である


政治に関しては、与党が賛成した案を見るだけなので大した作業でもない。


但し、陛下の魔力が与えられたのか歪みを感じる時はある。


しかし、何度かして書類を見た時に違和感があった。


公共事業の道路建設なのに若干予算がたかったり等


なんとなく不正的な物が見えるのだ。


これを通そうとする議員には一度却下し、野党の議員に他の業者の見積もりを作成し、


法案は通った。


勿論先に提出した議員がどうなったのか知る由もないだろう。


武芸者にも封建的なヤクザは存在する。


彼らの商売は軽いものでは疲労回復するものや集中力をあげるものがあるがこれは表向きの初歩的な麻薬にすぎない。


彼らがメインとしているのはCクラスタと呼ばれる武芸者の底力を一時的にあげるものだ。


勿論、武神を決める戦いでは厳しいチェックが行われるが、一般参加のアマチュア戦なら持ち込む猶予がある。


後々発見されることもあるが、優勝者が薬に染めていたという事実はあまり公にはできず、裏で処理されている。


また、依存度が高く、体に負担をかけるがCクラスタよりも強力なBクラスタもあり、

Aクラスタでは自分の命と引き換えに自信の能力を10倍近くあげることができる


そこまでクラスタの麻薬に手を出す理由は様々だ。


友人から勧められたり、強くなりたいという意思がねじ曲がった結果であり、武神や身近な者の暗殺に使用される。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この国には都市警察が存在する


元々武芸者同士の子供はピンキリではあるが、有力な身体能力を持って生まれる。


しかし、武芸者と民間人との間や、武芸者どうしの子供でも身体能力が他の武芸者より低いことも多い。


そんな彼らは道場で技を磨いた後、届かない領域を目にし、1年間の電子打棒や都市警察用の技を身に着け、都市警察として働く。


数的有利を利用したり、先ほどのクラスタは民間人が売っていることもあり、そこを捉える。


公務員扱いなので収入に困ることもなく、半端に武芸をしている者よりは賢い選択であるかもしれない。


武芸者は小規模の大会の参戦金や大会で結果を残せなければ生活に支障が出る。


その為、昼は肉体労働のアルバイトに手を出す者も多い。


そのうち行き詰まり、都市警察や、特殊部隊に入ることになるのだが…。


更にこの国は自前の軍隊を持ってはいるが科学的に未成熟な部分があるため、


強力な武芸者は軍隊に入ることも厭わない


武神に挑戦したいと誰もが思うが、同門から1人しか出場できない。


仮にその者が死んだとしても、その道場では3番目にいなければならず、武神の実力を知っている者は100人を抱える道場であっても同門一番のその圧倒的な強さには敵わないと諦めるしかない。


現状軍は歩兵が圧倒的に有利で、海軍が他国にギリギリ持ちこたえることが可能だが、最も重要な制空権を取ることが出来ない。


これは軍隊としては 致命的欠陥であり、武芸者、民間人共に協力して、軍事産業に発展を少しずつさせている。


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