第一話 入部決定
初投稿です!優しく見守ってください。
「入部してくれないと私の思い出の創作部が廃部になっちゃうから入部して!」今日は高校の入学式、今から家を出ようと準備をしていたらいきなり姉にDOGEZAされた。どうやら俺が創作部とやらに入部しないと、廃部になってしまうらしい。「頼むよ圭介~」と姉が言ってくるが俺は帰宅部になりバイトをして課金代を稼ごうと思っていた。しかしいつも気が強い姉がここまでしているのに断るというのも気が引ける。そう考えていながら黙っているとついに姉が泣きながら「昨日拾っだ500円玉あげるがらあ゛」とき買収しようとしてきた。それでも黙っていると「入部するって言ってくれないとここを通さないぞ!」といきなり泣き止んで玄関のドアの前に塞がった。どうやらウソ泣きだったらしい。それを無視して庭のドアから出ようとするといきなり飛びつかれて次の瞬間には十字固めされていた。「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!!痛い!」「入部するといわないとこのまま家から出さないぞ!」しかし十字固めは昔からいつもされていて慣れている(?)ので逃れる方法は習得している。俺が必殺技こちょこちょを仕掛けると、十字固めが緩んだ。そしてそのすきに逃げる。しかし部屋の隅に追い詰められてしまった。これでは逃げ切れる確率が低い。すると姉が「おぉっと!今すぐ家を出ないと学校に遅刻するぞ!入学式をやっている中一人で体育館に入るのは精神的にきついぞ!なにしろ私は入学式の朝に寝坊してそうなったからな!!」姉が謎の自慢を言っているが確かにそうだ。入学式中に体育館に入って自分の席に座るのはきつい。しかい入部するという条件をのんでしまうとおれの鹿娘が...(泣)いいことを思いついた。創作部に籍だけを置いて幽霊部員になればいいんだ。俺って天才かもしれない。ということで「いいだろうこの俺が創作部とやらに入部してやろう!そして500円玉を渡すのだ!」と言った。すると姉の顔が一瞬で笑顔になり「圭くん優しい!!」と抱き着いてきた。フム、姉の乳も意外と悪くないなと思ったのは秘密。こうして俺の創作部への入部が決まった。しかし入学式には間に合わずものすごく恥ずかしい思いをしたのであった。
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