運営「チート級スキルのおまけ機能がチート級でないと誰が言った?」
おはようごさいます。結局あの後リアルに戻ったら少し眠気があったので横になっていたら寝てしまい今のリアル時間は夜中の10時です。
「とりあえず皆の様子でも見てこようかな。」
「zzz☆」
おっと、ログインして真っ先に目に入ったのは雷鬼の寝顔だった。
いや、それだけじゃないな。よく見ると雷鬼の周りには他の従魔達も一緒に眠っていた。
「あら、カルーアちゃん、おかえりなさい。」
「うん、ただいま。・・みんな眠ってるね?」
空鬼は膝にミミを乗せて撫でていて、ミミも気持ちよさそうに目がトロンとしていた。
「此処に来てから連日遊び続けてますからね。流石に疲れたのでしょう。」
「成る程ね・・ところで悪鬼夜行や炎鬼達は?」
周囲を見てみるが炎鬼達の姿はない、流石にあの巨体の悪鬼夜行を見逃す事はないはずだから3人はこの周辺には居ないのだろう。
「炎鬼達でしたら森に果物を採りに行ってますよ。」
ふむ、まあ特に何か用がある訳じゃないから帰ってくるのを待ってる間に空鬼と悪鬼夜行の能力値でも確認しておこうかな。
私は雷鬼達を起こさないよう、そっといつもの木陰に座りメニューを開いて2人の能力値を確認する。
空鬼Lv1 (鬼神)
HP300
MP200
筋力147
硬さ152
速さ152
器用152
魔力134
幸運134
悪鬼夜行Lv1 (悪鬼夜行)
HP400
MP100
筋力99
硬さ118
速さ90
器用113
魔力111
幸運121
うん、アレを見た後だからね、大体予想はしてた。そりゃ一方的に悪鬼夜行がやられる訳だよ。
「と言うか、空鬼って神様の方の鬼神なんだ?」
「それはそうですよ。ただの鬼や鬼人が霊脈の力を使ったら体がパーンってなるんですから。物理的に。」
え、何それ・・ん?
「あれ?じゃあもし悪鬼夜行が霊脈を手に入れてたらどうなってたんだろ?」
「まあ一時的には強化されたでしょうけど、最終的には体が力に耐えきれずに自滅してたでしょうね〜。」
ボトボトボト。
「ナン・・ジャト・・。」
「あ、おかえり悪鬼夜行。」
タイミング良く?《転移結晶》から現れた悪鬼夜行は今の会話を聞いてしまったようで、6つの手いっぱいに持っていた果物類をボトボトと落としていた。
「儂ノシテキタ事ハ、イッタイ・・orz」
そりゃそうだよね、あの戦いに勝っても破滅する未来しかなかったなんて知ればそうなるよ。
「元気出しなよ、悪鬼夜行。ほら、いっぱい果物採ってきたんだし食べようよ。」
「・・ウム。」
悪鬼夜行はその場に座り直し葡萄を一房摘み口に放り込む。
「ところで炎鬼と雹鬼は?一緒じゃなかったの?」
「ムグムグ・・アノ2人ナラバ森ニ居タ肉ヲ狩ッテイル最中デアロウ。儂ハ採取シタ果物ヲ運ブタメ、一足先ニ帰ッテ来タンジャ。儂ノ巨体デハ見ツカラズニ狩リヲスルノハ無理ジャカラノォ。」
「そっかぁ・・あれ?でも人に化ければ一緒に狩りができるんじゃない?」
「ウム、儂モ最初ハソウ思イ化ケヨウトシタンジャガ、此処ニ来テカラ人ニ化ケル事ガデキナクナッテシモウタンジャ。」
「あー。」
それって私がテイムしてレベルダウンしたから?それともイベント限定の能力だったのかな?
「そういえば私も一部の術が使えなくなってましたね〜。モグモグ、んー♪やっぱり蜜柑は美味ですね♪これで炬燵があれば最高なんですがねぇ。」
炬燵かぁ、家は床暖房やエアコンだから炬燵は知っていても実物がないんだよねぇ。そう考えるとあれが私の初炬燵だったのか。
「社にあった掘り炬燵を持ってこれれば良かったんですけどねー。あむ、モグモグ。」
「社かぁ、もしかしたらフィールドクリエイトにあの社あったりして?」
まあ、流石に《全ての魔物の主》のおまけ機能の様なフィールドクリエイトでもイベントにあった建物を出せるか分からないけどね。でも、鶏小屋とか出せたんだし、もしかしたら社も出せるかもしれない。
私はちょっとした期待を抱きフィールドクリエイトを確認してみる。・・が、そこにあったそれは私の期待の斜め上を行っていた。
そこにあったのは。
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