支度金がある意味
さて、冒険者クランにやって来た私は中に入る・・が、その前に、ここで私はふとある事を思い出す。
「そういえば、支度金ってあったっけ?」
私は初めてLOLにログインした日のことを思い出す。LOLは最初は皆クラスがノービスで固定されていて条件を満たさないと一次職にクラス変更ができない。クラス変更すると装備系統がクラスに合った装備しかできなくなる。
しかし、ノービスだけはあらゆる系統の装備を使うことができる。まあ、店売りの各初期装備以外は装備効果が8割減する訳だけど。
だけどノービスも特定の条件を満たすとクラス変更の際任意で各クラス系統の装備を8割減無しで使うことのできるノービス専用の上位職になれる。
例えるなら一次職で武器が片手剣、防具が革防具。二次職で武器が片手剣と大剣、防具が革防具と金属防具と言った感じである。
そういったこともありLOLでは初期装備はプレイヤーの好みで選んでもらうために最低限の支度金が最初からあるのです。それを私はすっかり忘れていました。
「さっきは確認してなかったけどあるのかな?」
私は支度金があるのか確認するためにメニューを開き所持金を見てみる。・・・そこには0の数字のみがあった。
「やっぱり無いか。」
まあ、支度金がないのは何となく予想はしてた。あわよくば支度金で装備やアイテムを買って街の外の平原で早速テイムを試してみようと思ったけど、そう上手くはいかないようである。
私は改めて冒険者クランへと入って行った。
話の展開が牛歩なのと短い内容ですみません。
短い方が投稿する前に誤字脱字がないかとか確認しやすいんです。