表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

33/99

新たな目的

 一悶着あったとはいえ、チトセと再会できたわけだけど・・これ、は・・。


「チ、チトセ、苦しい・・。」


「はぁぁぁ。テキーラさん。テキーラさん。」


「う、うぐ。・・ぷはっ!・・ビ、ビャクヤ、チトセってこんなキャラだったっけ?こう、お淑やかな感じだった気がするんだけど。」


 そう。私が知ってるチトセはもっとこう、お淑やかで大和撫子で冷静な判断をする女性だったはずだ。決して今のように頬擦りしながら頭をなでなでしてくる女性じゃなかったはず!・・わ、私のチトセのイメージが崩れていく・・。


「あ〜、まあ、あれだよ。テキーラが知らないだけで普段の姉さんは大体こんな感じだよ。あとテキーラの見た目が変わってるのも原因の1つかな?・・とりあえず・・てい!」


「ふにゃ!?ビャクヤ、いったい何をするんですか!?」


「何するも何も、いい加減離れたらどうかな。テキーラドン引きしてるよ?」


「え!?あっ!?す、すみませんテキーラさん!」


「う、ううん。気にしなくていいよチトセ?別に悪い気はしなかったし。」


 私の中のチトセのイメージは完全に壊れたが。


「それにしてもよく私だって気がついたね?見た目も喋り方も違うのに。」


「それは、まあ、掲示板でちょっとした話題になってたからね。」


「話題?」


 私はビャクヤから今に至るまでの経緯を聞いた。


「掲示板でそんな話題になってたんだ?」


「まあ、テキーラも掲示板は見てないから知らないのも当然と言えば当然なんだけどね。」


「でも、そのおかげでテキーラさんとこうして再び会うことができました。」


 そっか、盗撮されてたのはアレだけど、そのおかげで再会できたんだから良しとしよう。


「まあ、それが原因でさっきの奴らもテキーラを探してたんだろうけどね。」


 前言撤回、やっぱり盗撮はいけないと思います。


「それにしても、ああ。クールで凛々しかったテキーラさんも良いですが、こちらの可愛らしくてキュートなテキーラさんも良いものですね。初期装備なのが惜しい程です。」


「姉さんもう隠す気ないね?と、そうだテキーラ、フレンド登録しとこうか。」


「あ、そうだね。」


 私は2人とフレンドコードを交換する。まっさらだったフレンドリストに2人の名前が登録された。


「カルーア、さんですか。可愛らしい名前ですね。」


「うん、今の見た目にあってる良い名前だと思うよ。」


「2人ともありがとう。」


 何だか本名じゃないとはいえ、名前を褒められるのは良い気分になる。


「さて!では、行きましょうか!」


「行くって、何処に?」


 私はチトセの宣言に問う。


「決まっています!カルーアさんの装備を作るために()()()()にです!」


 ああ、そっか。そういえば自分が装備を作るって言ってたっけ。・・・・・・。


「え、今からエリアボス3体倒すの?」


「はい!」


 チトセは私の質問に笑顔で答える。


「はぁ、姉さん・・。」


 うん。チトセの素を知った今ならビャクヤの苦労がなんとなくわかる気がするよ。

 こうして私達はチトセの工房がある《鉄と技術の街》へと向かう事となったのだった。

んー、ムカデ事件があってから全然眠れる気がしない。(ーー;)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ