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無力を知っている転生者の日常  作者: ゴミ屋敷
2章 新人冒険者はじめました
59/72

59  契約、そして把握

会話が少ないと文かけ無くなってる……。1ヶ月前の私どうしてたのかn……

「おはようございます」

「あら、今日はゆっくりなのね。今から朝ごはん?」

「はい。あと、今日はコーシーさんに一つお願いがありまして」

「あら、じゃぁご飯食べながら話しましょうか」

「ありがとうございます」


 食堂の席に座ると対面にコーシーさんも座る。


「それで?なんの話なのかな?精霊さん絡みかな」


 俺は美佳と契約したいという事を説明した。


「それで、契約にはエルフに手伝ってもらうのが一番多いと聞いたのでコーシーさんにお願いできたらなと」

「なるほどねー。良いわよ。じゃ、部屋行きましょうか?」

「え?森とか教会とかじゃなくていいんですか?」

「え?どうして?」

「儀式とかが必要なのかと……」

「あー、なるほどね。どう聞いたか知らないけど別にどこでも出来るわよ」

「そうなんですか」


 どうやら俺が想像していたものとは違うらしい。

(魔法陣とか見れると思ってたのにな)

 そんなことを思いながら先を行くコーシさんについていく。

 部屋につくとコーシーさんは魔法鞄から椅子を出して座った。


「えっと、俺はどうすれば…」

「簡単よ。契約者は自分の契約したい精霊の属性の魔力で精霊を包んむ。精霊が受け入れれば契約成立よ」

「……とりあえずやってみます」

『そういえば、ミカって属性とかないよね?無属性の魔力でいいのかな?』

『どの属性でも良いと思うよ。シンくんは水だよね』

『そうだな』


 言われた通りに美佳を魔力で包むと魔力が美佳の体に吸い込まれていった。

(目をつぶっても美佳の居場所がわかるようになったな。繋がりが出来たように感じる)


「成功したようね。効果は色々なところに現れると思うから自分で確かめてみて。すぐに実感したかったらギルドで能力みてみると良いわ」


 そういってコーシーさんは部屋を出て行った。

(能力か……)

 俺はまず自分に鑑定を掛けた。


シン 人族 10歳


身体能力   D

身体能力適正 A

魔力量    A

適正魔法属性 水(B)

魔法練度 水 D


契約:上位精霊(水)


(ま、魔力量が増えてる……属性の限界も2段階増えてる……。中位の精霊との違いは魔力だけだがこれはでかいな……。ミカの表示はどうなっているのだろうか)

上位契約精霊ミカ:契約者の魔力量、魔力回復量の補助をする。また、契約した属性の限界を2段階上げ、更に魔法の行使に補助を与える


『あー、今鑑定したでしょー。何かかわってた?』

『うん。すごく……大きいです。てか鑑定されたってわかるものなのか?』

『うん。なんかムズムズした。シン君もされたら分かるんじゃないかな?』

『そっかー。何かされたときに気付けるといいなぁ』

『そうだね。多分私は気付けると思うけど』

『ん?それは俺にされてもか?』

『うん。いまはなんかシン君のパスが繋がってるからね。分かるような気がする』


 美佳とはこっちの世界に来てからいろんな意味で少し離れていたような気がしていた。この契約で少しだけ近づけた気がする。うれしいな。

 宿から出た俺は満腹亭に向かった。大量のマヨを売ってもらおうと思ったのだが、無料で貰ってしまった。

 次に食品店に行く。この手の店は民家エリアに並んでいる。まぁ、冒険者は買わないからな。

 俺は野菜、調味料を買い込んだ。

 最後に行くのは道具屋。

(俺も鍋欲しい。それに外でのキャンプでの肉の調理が炙るしかなかった。焼きたい)

 結論。鍋とお玉はあったけどトングも鉄板もない。代わりにフライパンとフライ返しを買った。

(俺は外で何をやるつもりなんだろうか……。まぁ鞄にはいくらも入るし良いか……)

 その時、腹が鳴った。昼の鐘が鳴ってからずいぶん経っている。

 満腹亭に行って昼ご飯を食べた俺は、北門に向かう。


『あれ?今日は魔物討伐は良いの?』

『さっきまでは、そう思ってたんだけどな。せっかく契約したし。自分の実力を知ろうと思ってな。試したいこともあるし』


 門から外にでた俺は城壁から十分に距離を取った。

 今回の実験する内容は不純物を吸い込まなくなる純水を作れるか。物理的な攻撃、防御の手段になるか。そして美佳が与えてくれる補助とはどのくらいか、の4つである。

 俺は不純物に関してはずっと考えてたので方法をいくらか試してみた。すると作り出したを無属性の魔力で包むことで達成できた。防御の手段だが氷の壁をイメージすると出てきた。しかし、これは魔力の消費がかなり上がるので却下。もう1つ自分を水の衣で包んでみたが、1瞬で終わる。自分の体の動きに合わせられないし呼吸もできないのだ。しかし体の皮膚に属性の魔力を流してみると同じ事が出来た。呼吸も出来る。

(これは炎魔法、うまくすれば雷魔法の防御にも使えるかな……)

 攻撃魔法……。これはきつい。いくら魔力効率の問題が解消されても使い物ならない。水の槍を作ってみたが気の板を折るので限界だった。使えそうなのは氷の槍と水の壁を速く当てることだ。かなりの威力が見込めそうだ。

 これは実践では使えそうにないがかなりの威力を出せるものを見つけた。それはウォータージェットだ。試してみたら木の板が何の抵抗もなく切れた。

 なぜ実践で使えないか。それは射程距離がほぼ無いうえにイメージにすごい時間がかかったからだ。近距離で使うのに時間がかかる。正直致命的だと思う。

 そして、最後の補助。すでに今までの実験で結果は出てる。消費量。構築速度ともに0.8倍くらいになっていると感じた。きっと威力もそのくらい上がっているのだろう。

 こうしてかなりの魔力を消費した俺は疲れ果てて宿に戻り寝るのだった。

 


時間とばしたい。

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