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無力を知っている転生者の日常  作者: ゴミ屋敷
2章 新人冒険者はじめました
47/72

47 実はすごい人。

間に合わなかった……

 防具屋の時のようにエミーさんが何かを言ってくれるかと少し待ったが話てくれる素振りはない。


「えっと。今日から冒険者の仲間入りするので武器や防具を用意しようと思いまして、せっかくなので武器は自分に合った物を作ってもらおうかと。少しはお金もあるので」

「そうか……まぁこの前確かにいくらか稼いだからな。でもよう普通の新人の冒険者は親のおさがりか武器屋で買うもんだぞ。お前らもそのくらいわかってるんだろ?」


 ブレーズさんはそういってアランさんたちに視線を移す。少し睨んでいるようにも見える。


「そ、そうなんですがシン君はお金も持ってるみたいでブレーズさんともお知り合いのようでしたので……」


 すこし吃りながらエミーさんが答える。


「本当にそれだけか?まぁいい。それでシンは防具はどんなのを買ったんだ?武器は何を使う?武器屋で見てきたのか?」

「防具はこれです。武器は短剣を使いたいと考えています。武器屋ではまだ見てません」

「そうか。 短剣なら武器屋にも適当なのが売ってると思うけどな。それで短剣って言うとどのくらいの長さのを想定してる?防具からして違う大きさのが3本ほしいのか?」

「投擲用はすぐなくしそうなので武器屋で買おうと思います。練習も必要だと思うので。主に使いたいのは20センチから30センチの物が良いです。予備というか刃渡りが足りないときように50センチくらいの物ももっておきたいです」

「そうか。予算はどのくらいあるんだ?重さはどうする?」

「一応金貨3枚はまだ残ってます。重さは軽い方が良いです」

「分かった。イメージとしてはダガーとショートソードでいいか?」

「はい。お金は足りますか?」

「シンには儲けさせてもらったからな。金貨2枚でいいのを作ってやる。そこに持ち手を模したものがあるから一番しっくりくるものを教えてくれ」


 俺は色々と握って確かめながら言う。


「何か儲けられるようなことしましたっけ。あ、これが合いますね」

「貴族の使用人に箸を教えなかったか?あれのおかげで箸の注文が直接俺のところに来てな。断ろうともおもったが、あんな鉄の棒2本で金貨1枚も出すって言うから作ったわけよ。そしたら何件も来てな。本当にぼろ儲けよ。ま、ちょっと待ってな。作ってくるから。他にも準備があるなら先に回ってきな」

「はい」


 ブレーズさんが奥に行ってしまうとアランさんたちが話かけてくる。


「今更だが、本当に知り合いだったんだな」

「あまり話しているところを見たこともないけど普通に話してるのを見るのはシンが初めてかもしれないわ」

「うん。イメージと全然違ったー。噂だと最低でもCランクにならないと絶対に武器なん作らないって話だったのに」


 各々が感想を言う。


「そんなにすごい人なんですか。お金さえ払えば作ってくれる人だと思ってたんですけど」

「そうだな。だが同じ武器でもC以上と未満では要求額が全然違うらしいぞ。Bくらいになると顔見知りにれて素材とかを多めに持っていくと安くなるって聞いたことがあるな」

「私達も出来れば覚えてもらいたいくらいの気持ちがあったんだけどどうやら見透かされてたみたい」

「まだCランクになったばかりだからねー。まずはお兄ちゃんにも頑張ってもらって有名にならないとね」

「頑張るの俺だけかよ」


 どうやらリーダーと言っても弄られポジションらしい。

(確かにブレーズさんと満腹亭行ったとき、ネイピアさん以外誰も話しかけてこなかったような……。もしかしてネイピアさんもすごい人?料理人って言ってたしそれは無いか。そういえばエミーさんと兄弟の関係ってなんなんだろう?)

 少し笑いが生まれて会話が途切れたところで質問する。


「でも、ならどうして僕の武器作ってくれるんですかね。ブレーズさんの話だと武器を作るにしても金貨1枚と素材代は掛かるって言っていた気がするんですけど」

「だから俺たちも驚いてるんだよ。まぁ普通に気に入られてるんだろうな。じゃなきゃいくら儲けたとしても作ってくれないと思うぜ」

「そうですか……。この街の知り合いは少ないので運がよかったみたいです」

「運って言っていいものかね……。そういえばさっき短剣をもう一本買うみたいなこと言ってたけど今買いに行くか?」

「はい」


 そのまま表の武器屋に入り短く軽い短剣を5本ほど買って4本をリュックに入れた。

 重くないかと聞かれたがまさか魔導具ですと武器屋の中では言えないので何とかごまかした。

 その後、エミーさんとハンナさんが少し武器を見たいというので1時間ほど自由時間となった。2人とも高めの武器が置いてある方向へ歩いていく。


「アランさんは興味ないのですか?」

「俺の装備は基本的に高いからな。魔法使いも補助具は高いけど魔石さえ自分で調達すればある程度安くなるからデザインとかに拘らなければ問題ないらしい」

「あ……そういえば僕も補助具買おうと思ってたんだ。ちょっと僕も安いの見てきて良いですか?」

「おう、水魔法使うなら補助具は大事だものな。行って来い」


 俺はエミーさんたちとは違う店の隅になる初心者用の武器が置いてあるスペースへと歩いて行った。

 



2日連続で飲むと頭も回らないし。胃もたれもやばい何より時間が取れませんね。(言い訳)

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