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無力を知っている転生者の日常  作者: ゴミ屋敷
2章 新人冒険者はじめました
45/72

45 冒険者!武器!カード!

 3週目初日、筋トレをしているとピエールさんが人を連れてきた。何度か訓練しているところを見たことがある人たちだ。


「今日の午後からは実際に冒険者としての活動を始めてもらうぞ。一応教育係として冒険者を連れてきたから午前中に自己紹介とか澄ましておけー。あーそれとシン、ギルドカードを出してくれ」


 俺からカードを受け取るとピエールさんはどこかへいってしまった。2人の冒険者と俺を訓練場に残して。

 俺は冒険者さんたちに話しかける。


「はじめまして。シンって言います。戦闘経験とかないのでよろしく1週間お願いします」

「うん、聞いていた通りの子ね。よろしく、私はエミーよ」

「俺はアラン。一応このパーティのリーダーをさせてもらってる。こっちは妹のハンナだ」

「ご紹介に預かりました妹のハンナでーす。分からないことがあったら何でも聞いてね」

「じゃぁ1つ教えてください。ピエールさんからどんなこと聞いてたんですか」


 俺が少し冗談めいた口調で聞くとエミーさんが答えてくれた。


「体力は普通の冒険者以上にあるって聞いてるわ。あと常識が通用しないって。あとは師匠からは良い子だから面倒見てあげてって頼まれたわ」

「師匠?」

「師匠って言うのはソフィーの姉御のことだ。冒険者になりたての俺たちの面倒を見てくれた冒険者だ。知ってるだろ?」

「あ、ソフィーさんですか。もしかしてアランさんたちもGランクからなんですか?」


 姉御って……。と思いながら質問するがどうやら違ったようだ。こんどはハンナさんが答えてくれる。


「私たちはね。Gランクを薦められたんだけどね。自信過剰なところもあったし、3人いたからね。Eランクから始めたの。で、危ない所をソフィー姉が助けてくれて基礎ができるまで世話してくれたの」

「そういうことだ。そのおかげで今では俺たちはCランクパーティの仲間入りだ」

「Cってことはソフィーさんに追いついたんですね」

「いや姉御はソロでCランクになってたし、もうすぐBランクってところでやめたからな俺らなんかまだまだだよ」

「そうそう。師匠は一人で剣も魔法も使えるからね」

「ソフィー姉さんが冒険者やめてロピタルさんと結婚した時なんか兄ちゃん泣いてたもんねー」

「うるせぇ。その話はするな」


(やっぱりパーティを組むだけあって仲良いんだなぁ)


「一応自己紹介も済んだことだし。冒険者としての自己紹介をしましょうか。私は一応魔法使い。使える属性は炎と風ね。師匠に影響されたってのもあるけど剣も使えるわ」

「次は俺だな。俺は前衛だな。最近は見ての通りでかい盾を使って敵を集めて耐えることをしてる。魔力量は少ないが炎と土の属性をつかえるのもでかいな。武器は斧を使ってる。女2人とのパーティだから火力不足になる事が多いんでな」

「はーい。最後は私。私は完全に後衛ね。属性は闇以外全部ね。水以外は万遍なく練習してるよ」

「全属性ですか?光とか特に珍しいって聞いたんですけど」

「うん。私ね母がエルフなの所謂ハーフエルフね。種族的には人族なんだけど魔力や適正属性は引き継いだみたい。光以外はまだまだ伸びそう。次はシン君お願いね」

「はい。僕は一応短剣を使う予定です。火力が足りないと感じたら変えるつもりではありますが当分はこれで行きます。水属性しか使えませんがメインは魔法のつもりです」

「へぇ。水属性が使えるなんて魔力量が多いんですね。でも、さすがに多用はできないから短剣なのね」


 言葉では優しいハンナさんがだが一瞬憐みの表情が浮かんだような気がした。はやり魔法をメインで使う人は水がどの程度使えないのかを理解しているようだ。きっと試したのだろう。


「でも水属性って使えないって聞いたぞ?魔力消費は以上だし威力は低いって」

「はい……。でも一応工夫してるのでちょっとは使えると思います」

「まぁ、あとは実践でにしましょう。自己紹介も終わったし少し早いけどお昼ご飯にしましょうか」


 そうエミーさんが締めくくったので訓練場を出て食堂に向かう。

(そういえばハーフエルフって言ってたけど兄弟だしアランさんもなんだろうなぁ。外見からじゃ全然分からないや。エルフの性質を継いだみたいだけどきっと精霊は見えてないようだな。美佳の方に目線とか行かないし)

 4人で昼食をしながらそんなことを考えているとアランさんが質問をしてきた。


「そういえばシンは外に出る準備出来ているのか?訓練で使う短剣って木剣だろ?」

「えっと登録した時にもらったのがあるんですが、これは返した方が良いんですかね?」

「……返さなくていいと思うがそれは採取用だろ?さすがに魔物に使うのはきついと思うぞ」

「そうですか。じゃぁ武器買いに行かないといけませんね……」

「じゃぁ食事終わったら装備を揃えに行くか」


 アランさんがそう締めくくったところでピエールさんがやってきた。


「なんだ、もうこっちに来てたのか。ほらシン、新しいギルドカードだぞ。再発行は高くなるからなくすなよ?」


 そういって俺に茶色のカードを渡した。

適正→適性ですよね・・・・

PC調子悪い


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