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無力を知っている転生者の日常  作者: ゴミ屋敷
1章 異世界で生活していく為に
31/72

31 なんかイメージと違う

 朝が来てしまった。あまり行きたくないが約束してしまったからには覚悟を決めていくしかない。朝ご飯を食べてから準備をする。初心者用の鞄に昨日貰った鎌、ナイフを入れて貴族のエリアへと向かう。

 (そういえばお昼ご飯食べるための休憩ってもらえるのかな?さすがに終わるまで帰しませんとかないよね……。庭の方は……専門の人と同等の仕事ってむりだよな、お隣さんの家とか見て出来るだけ近づけよう……。それで許してくださいよ)

 何事も起らず依頼を完了できるのが一番だが、満腹亭での出来事やギルドでの態度を見るとそうなってくれるとは思えない。そもそも専門職ではないのだ。何かミスを見つけられれば文句を言われるか可能性は大いにある。

 着く前から既に帰りたい気持ちになっているがついてしまった。立っていてもしかたがないので門番の兵士さんに話しかけかる。


「あの庭の整理の依頼で来たのですが……」

「お、来たな報告は受けているぞ。大変だろうが頑張ってくれ。一応全員の人に行っているはいるが、基本いい人だが親バカだから怪我とかしないように気をつけろよ。特に娘の方はよって来るからな」

「え?あ、はい。ご忠告ありがとうございます」


(???いい人?何言ってんだこの兵士。脅されてたりするのか?まぁ、子供に気を付けておこう)

 疑問に思いつつも忠告をしっかりと心に刻み中に入る。玄関で掃除をしていた使用人と思われる人に来たことを主に伝えてもらう。

 数分後、出てきた。


「よく来てくれた。一昨日は見苦しいところを見せたな。それにいきなり頼んで悪かった。約1ヶ月後に我家で会合が入ってしまってな。それまでになんとか見れるようにして欲しいのだ。もちろん冒険者に頼むんのだ、完璧に出来るとは思ってないが出来る限りきれいにしてくれ」

「は、はい。頑張ります」

「そんなに緊張しなくていい。では私は仕事に戻るから何かあったらまた呼んでくれ」


 そういうとまた屋敷の中に戻って行ってしまった。

(緊張してるんじゃないんです。動揺してるんです)


『ちょ、ミカさんや一体全体どういうことかね?全く前と態度が違うんですけど』

『私にもわからない。でも変な感じはなかったしこっちが本音なのかもしれないよ』

『そうなのかな。なんか混乱して頭痛がしてきた』

『まぁ、いい人ならいいじゃない。あとでどうなるかわからないけど完璧じゃなくてもいいって言われたんだし気楽にやろう』

『そうだな』


(今更思ったんだけど、兵士さんにやらせるのは問題だと思うけど、使用人の人に手伝って貰えないのかな?草むしりも掃除に入るでしょうに)

 そうおもい声を掛けてみる


「あの、他の使用人の方は草むしりはしないのですか?」

「えぇ、ここには執事を合わせ5人しか使用人が使用人がいません。1人は私で選択と掃除をしていて余裕がありません。この屋敷は広いですから……。もう一人は子供の世話ですね。2人の子供がいますがすぐいなくなってしまうので目が離せないようです。3人目は奥様の付き人です。執事の方は雇い主について回っています。お客様が来た際のエスコートもしているようです。最後の使用人は主の両親の世話をしています。何人か庭担当の者もいましたがみなさんやめてしまったので……」

「そ、そうですか。因みに何故やめてしまわれたのですか?」

「それは……。あなたは大丈夫だと思いますよ。まだ子供みたいですから。それでは私は次の仕事がありますので。あ、出たごみになるものは一ヶ所に集めておいて下さい」


 使用人さんはそこで玄関の掃除を終え中に入っていってしまった

(あれ?もしかして俺が選ばれた理由って子供だったから?)

 余計わけが分からなくなったが始めなければ終わることもしないのでまず全てを刈るところから始めよう。最後に雑草などを抜けばいい。正直芝などの種類はわからないが。もう伸びているものは膝ぐらいまで伸びていることと広さから考えてるとどのくらいかかるかわからないから気長にやろう。



 数時間後、黙々と作業を続けているとさっきの使用人さんが呼びに来た。


「お昼休憩の時間です。もう待っているので早く行きましょう」

「わかりました」


 使用人たちが集まっているととらえ急ぐ。そして案内された部屋にいたのはこの屋敷の家族たちだった。執事さんや他の使用人も座っている。

(え?使用人も一緒にたべるの?なんかイメージと違うけどそういうもの?)

 俺は疑問に思って案内してくれた使用人に質問した。答えてくれたのは主だったが……。


「あの、僕たち使用人も一緒に食べるのですか?」

「当たり前だろう。そういう風にしている貴族もいるようだが使用人は奴隷とは違うのだからな」

「そうなんですか。では、失礼します」


 そういって一番端に座る。座る順番はほぼ年功序列のようで両親、子供たち、夫妻になってる。子供たちがこちらを見ている。年齢は今の俺より少ししただろうか?お昼の主菜はなんと唐揚げにケチャップがついていた。無理やり聞き出したものだなと思いながらやはりおいしいので箸が進む。箸ではなくフォークとナイフだが。

(なんか想像してた人とイメージが違いすぎる。ってか奴隷っているんだな)

す、進まない

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