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無力を知っている転生者の日常  作者: ゴミ屋敷
1章 異世界で生活していく為に
19/72

19 傷薬と唐揚げ、そしてはやりケチャップ

 「そうだねぇ、今は大体昼の1時間前くらいかい。もうすぐお昼の休憩だからそれまでにここにある薬草を2階の窓近くに干しておくれ。上行けば干してあるから同じように干してくれ。2階がいっぱいになったら一応3回もあるから。わからないことが合ったら受付にいたのに言ってくれ。名前と仕事内容は伝えておくから。じゃぁ休憩時間になったらまた来るかそれまで頑張っておくれ」


 そういうとロウバァさんはスタスタと外に出て行ってしまった。


「ちょっと外行ってくるね」


 美佳まで外に行ってしまった。俺は部屋の1階に積まれている薬草を見ながら思う。

(久しぶりに1人になった気がする。さて、この薬草を運ぶのか。体調崩したりで全然体動かしてなかったから丁度いいか)

 俺はまず2階に上がってどのように干してあるか確かめた。テーブルに乗せているだけだったがスペースごとに分けられてた。おそらくこれでいつ干したか予想できるのだろう。干し方や空きスペースを確認したあとは薬草を持って階段を上がる。テーブルに並べるを繰り返しす。

 途中からはなれてきて少し余裕が出てきた。さて、さっき見たステータスを思い出しながら考えようか。

(まず間違いなくロウバァさん戦闘職だな。魔法がすさまじい、次にソフィさんもそうだったけどなんで皆、水魔法の練度が低いのだろう。おそらく水魔法しか持っていない俺としては心配でありんす。次は年齢。まぁ種族の差かな?人間だって犬とか猫から見たら生き過ぎだろう。寿命は気になるが。そして最後にその年齢に関係していると思われる状態。初老とある。多分だけど病気とかでも出るのだろう。それに付随してだとは思うけど身体能力が1段階下がってる。これからは気になった人は鑑定するようにしておこう)

 こんなことを考えているうちにお昼の鐘がなったのだろうか、オリバーさんが入ってきた。何故か一緒に美佳も帰ってきた。していなかったのでお互いに自己紹介を済ませる。


「お昼休憩にしましょう。1時間店は閉めるんで食べに行きませんか?おいしい出店があるんですよ」

「そうなんですか。ぜひ連れてってください。僕まだ大通りで食べ物買ったことないんですよ」

「ソースがおいしいんですよ」

「食べるの好きなんで楽しみです」


 東門から北門に続く城門沿いには屋台が疎らではあるが広がっている。朝は掲示板の広場、午後はギルドの中、昼は大通りが混むらしい。出店には結構な人が集まっている。どこも似たりよったりなのか1ヶ所に集まっているようなことはない。今から何を食べれるのか楽しみである。とは思っていたものの、よくよく考えてみるとヒントは貰っていて。例のソースがかかった肉の串が一番多かった。せめて衣をつけてほしいと思ってしまったが唐揚げすら広がっていないので無理であろう。俺は機会があれば、いや機会を作ってでも揚げ物料理とマヨを広めようと決意した。ちなみに値段は大き目の串カツくらいの大きさで銅貨2枚。8枚分食べました。

 午後からは店の2階に乾いている薬草を運んだあと傷薬の作り方を教えてもらった。薬草には魔力がこもっているものとそうでないものの2種類あるらしく前者はロウバァさんがそのまま煮込んでポーションにしているようだ。後者は乾燥したものをすり潰して色々混ぜ物をして軟膏のような傷薬を作る。これは塗る誰でいいそうだ。ほかにも解毒剤などがあるらしいがロウバァさんと弟子1名で毎日作っているらしい。

(あすもこの依頼をさせてもらおう)

 午後の鐘がなり2時間ぐらいが経ったところでそんなことを思いながら依頼を切り上げさせてもらった。

 美佳もしっかり途中で切り上げたのを見ていて心なしか満足げでした。

 ギルドに報告をして宿に戻った。これから100ポイントたまるまではこのような生活になるのだろうと考えてながら夕飯を食べようとしたときに驚くべきことが起こった。


「唐揚げだ……」


 そうなのだ。まさかの唐揚げが夕食にでてきたのだ。そんな俺のつぶやきが聞こえたのかコーシーさんが近づいてきた。


「あら?知ってるの?今日の昼に公開されたレシピをさっき買ってきたのに。もしかして満腹亭でお昼をたべたの?」

「いえ、お昼は出店でいたただきました。満腹亭ですか」

「そう、その店が思いついた考えた料理なのよ。商業ギルドの隣にあるお店ね。こんな料理方法レシピみなぎゃわからないし、普通は利益をもっと独占してから公開するものなんだけど今回はすっごい早かったわ」

「……そうなんですか。まぁこんなにおいししですからね」


 話を聞きながら考える。

(確かに早いな。定職を出した1日目に多くの人が食べる。口コミで広がる。俺が寝込んだ1日目に大量に人が来る。あの貴族の耳に入る。そして昨日貴族がまた来たんだろうなぁ。この流れじゃなきゃ今日の昼に公開なんてされなさそうだ。俺としては公開しても構わないんだけれども土地を購入できるくらいまでは稼がせてあげたいなぁ)

 『シン君、自分の生活のお金を稼ぐのに忙しいのにネイピアさんに稼がせてあげようなんて思ってないよね?』

『う……。明日からも薬草作り頑張ります』


 こうして復活1日目は終了した。ちなみに評価はBで2ポイント、報酬は6時間で大銅貨4枚に銅貨8枚であった。完璧に余談ではあるが、唐揚げは今日だけらしい。明日からもし食べたければ追加料金が必要だとのこと。単品での販売らしい。元を取るためなのか。商売上手なのか。まぁそれでも安いとは思うが。

 


 


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