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無力を知っている転生者の日常  作者: ゴミ屋敷
1章 異世界で生活していく為に
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17 今後の生活と冒険の為に

 今、俺は部屋のベットに腰を掛けている。その俺の正面では美佳が、ポテチを食べらならテレビを見ている主婦のような恰好で横になっている。もちろんプカプカ浮いてだが。


『第1回、異世界生活作戦会議を始めたいと思います。いいですかミカさんや』

『は~い。今日は病み上がりって頃でゆっくりしましょうね』


 やっぱり笑顔が怖い。体のことを心配させてくれてるのは伝わるのでできるだけ休もうと思う。まず袋から硬貨を取り出して数を数える。


『体調には気を付けます。最初は今後の生活、お金の整理からします。この街に来たとき両親が残してくれた銀貨20枚と大銅貨が何枚がありました。今日で9日目ですが、2日は働いてませんが硬貨は銀貨にして約4減っております。あれ?でも、さっき銀貨5枚払ったな。ってことはこのままでも生活できそうですねミカさん』

『はい、異議あり!同じだけ仕事したらまた体調崩しちゃうのでもっといい方法を考えながらもう1週間は様子を見ましょう』

『……はい。まずはお金が無くなる前に無理のない範囲で依頼をしてFランクになることを目指すことにします。これでよろしいでしょうか。ミカ様』


 ……目が怖い怖い怖い。部屋に戻ってからの美佳は笑顔がどんどん怖くなっていく。


『はぁ、それでいいです。Fランクになればきっと無理しないでもお金溜められるとおもうしね』

『Fランクかぁ、俺の計算が間違ってなければ39ポイントなんだよね。まだ4割かとも思うけどよくよく考えると朝の1時間で6ポイントで10時間くらい働いて4ポイントってなんなんだろうな』

『たしかにね。でも、以来の回数で管理してるんだし、しょうがないんじゃない?そういえばお金だけどさ食堂のオーナーが料理のレシピを商業ギルドに売ったって言ってたけどどうかな?揚げ物料理がなかったみたいだし衣に卵使う豚カツとかも新しい料理になるんじゃないかな?』

『料理はいつでもできるから若いうちは出来るだけ安定した収入に頼りたいな。本当にお金に困ったときはまた作り方教えてよ。あ、いま俺が作れるもの考えてたんだけどマヨネーズって見てないよね。今度作ってみようかなマヨネーズ好きだし』

『あー。私も早く食べれるようになりたいなぁ』

『ん?なにか言ったか?』

『なんでもないよー。次はー?』


 美佳が何か小さくつぶやいたが聞こえなかったので聞き返したが教えてくれなかった。

(まぁ、重要なことはいつも言ってくれるしたいしたことじゃないんだろうな)


『次は……ないな。思っていたより生きていけそうだし今後の目標はFランクを目指して頑張りましょう。あ、目標で思い出したけどEランクになった時に1ヶ月間訓練してくれるみたいだからその間の宿代大銀貨2枚分の貯金を作りたいと思います。以上!朝ごはん食べて依頼に行きましょう』

『はーい。何度も言うけど無理せず行きましょー』


 俺は準備をして下に降りる。いつも通りリュックは部屋に置いたままで初日に貰ったショルダーバックを使っている。

今までの会話をどこかで地球の人が聞いていたら1ヶ月の訓練だったら4週間分の大銀貨2枚じゃ足りないだろうと思うかもしれないので補足しておくとこの世界は1週間7日、1ヶ月4週間、1年13か月でさらに1日どこかに休みがある。と、うまく365日になっていた。もう誰かが作った物語のようにしか思えない。むしろ地球より良いんじゃないかと思えてくる。13星座だってあるわけだし季節の辻褄が合わなくなるけで問題内容に思う。……。……。

 そんなことを考えているうちに朝ごはんを食べ終えた俺はコーシーさんに挨拶をしてギルドへと向かう。


 ギルドの前の掲示板広場につくともう10時を過ぎるのにかなりの人がいる。初日を除いてここに来るのは朝と夜だけだったからかなり新鮮だ。いつものように人は大勢いるのだがこの時間はFランク用や雑用依頼の場所には人が全くいない。雑用依頼の掲示板には朝もほとんど人はいないのだが。掲示板の前についた俺は1つ1つ見てみる。

(さて、なんかできそうな依頼を探すとしますかね)


[Gランク/北門の教会の隣の孤児院で家事手伝い(常時)/1時間当たり大銅貨1枚と銅貨2枚/1日5時間固定]


[Gランク/傷薬作り(常時)/1時間当たり大銅貨1枚と銅貨5枚/昼に休憩1時間あり、指導あり/教わる場合初日は1時間当たり銅貨8枚]


 この2つのどちらかにしようと思う。理由は前者は家事はある程度できると思うし子供が好きだから、後者はなかなか賃金が高く傷薬の作り方は後々役に立つような気がしたからだ。場所はどちらも東門沿いにあるようだ。

 少し迷ってから傷薬の方を手に取りギルドの中に入っていった。いつも通り新人用の受付に向かうがそこにピエールさんはいなく代わりに若い優しそうな青年が立っていた。ピエールさんはというとその後ろの方でこちらに背を向けて忙しそうに書類整理のようなことをしていた。

(仕事してる姿初めて見たかも……。絶対仕事できないと思ってたのに。そういえばステータスとか見てなかったな)

 そう思って俺はピエールさんに鑑定をかけた。

 

  

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