冷凍食は計画的に
さて、献立を立てた次第は前回説明した通りであるから、今回はその詳細について説明しようと思う。
献立は大まかに分類して主食、主菜、副菜、汁物となっている。
一日三食で一週間なので21食の献立というと、結構な量である。しかも家族分。
この時点であかんと思った私は、さらに簡略化を図り、主菜と副菜に的を絞ることにした。主食は主に米であるから、洗う手間を惜しまなければ冷凍でなくても良い。汁物はタネだけ考えておけば問題は無い。上手くすると冷凍食品の在庫の調整にもなる。
まず主菜。
朝は忙しいので、弁当用に詰めるものや簡単なもの以外はパスだ。調理済で冷凍保存できるものは…肉のそぼろや鮭のそぼろか。じゃあそれで。後は卵やウインナー、ハムで何とかしよう。
昼の弁当は朝のと同じものにする。弁当以外の人には、別に肉とか魚無くてもいいよね。パンや麺の時ってあんまり主菜っぽいの食べないし。
夜は一日ごとに肉、魚、肉、魚のローテというのが我が家の鉄則。肉や魚を調味液に漬けたやつを冷凍しておこう。一部は品を変えてハンバーグとか作ってみようと思う。
次は副菜。
野菜は必須なので、欠かさず食べたいところである。
が、一口に野菜といっても色々あるのが困る所である。他の料理との兼ね合いもあるし、緑黄色、淡色関わらず色々摂りたい。
という訳で、冷凍野菜の種類と量は結構多くなった。白菜や大根、青菜を使った「和風ゆで野菜」。ブロッコリーやアスパラ、キャベツの「洋風ゆで野菜」。玉ねぎ、ピーマン、キャベツ、キノコ、セロリ、人参で「炒め野菜」、根菜類を使った「きんぴら」。これだけ揃えば栄養もバッチリだな。
以上を踏まえて、冷凍庫にストックしておくべきものは以下の通りになった。
【主菜】
鮭のそぼり2食分、ハンバーグ2食分、肉(漬け)4食分、魚2食分、おでんの具3食分
【副菜】
和風ゆで野菜6食分、洋風ゆで野菜3食分、炒め野菜5食分、きんぴら4食分、大根1食分
~おまけ~
あと、計画立てていて気づいたのだが、大根や玉ねぎのみじん切り、ねぎ、じゃがいも、おでんの具はストックしておくと便利そうだ。
大根はおでんの具にするも良し、味噌汁のタネにするも良し、おろしにして焼き魚に添えたり和風サラダにつけるのも良しである。(おろしにしないで保存する場合は茹でる作業が必要である)
玉ねぎのみじん切りは、冷凍しておくと細胞が壊れて炒めやすくなるし、色々使える。
ねぎは茹でずに小口切りで保存できるので、ちょっとした時の薬味として便利。
じゃがいもは、ふかした後冷凍することで細胞が壊れ、マッシュしやすくなるので、コロッケの材料として利用出来ると思う。玉ねぎのみじん切りと肉のそぼろも冷凍しておけば、より簡単に作れる。
おでんの具は、そのまま使うも良し、表面を焼いて醤油で味をつけておけば弁当にちょうど良し、である。
もしよければ試してみてください!