ファッションについて詳しくない私がファッションについて考えてみた。
あんまり文章上手ではありませんが、楽しんでいただけたら幸いです。
最近、ファッションなるものの勉強をしている。
一応若者かつ女子に分類されている私であるが、そういうものにはかなり疎い方だ。客観的に見て。
今は興味を持って勉強した分、服装が多少はマシになったが、以前は酷い服装だったと思う。
――服の組み合わせも考えずに適当に買う。
――服が着れなくなってきたら買う。
――(悪い意味で)独自のファッションで着る。
――とにかく安いもの。
こんな調子であったため、家族からは不評を喰らうわ、自分でも「なんかイタイ」と感じてもどうすることも出来ないわ、買っても直ぐに捨ててしまうわで散々だった。
転機が来たのは大学生になった時。
自分のお小遣いで服をやりくりしなければならなくなったことが切っ掛けである。
春先までは母が多少揃えてくれて、それ以降は自分で買えとのお達しだった。
で、駅前の服屋で母を連れて買い物に出かけたのだが…。
「なにこれ高い…」
「ひと月一万なのに、上の服一枚で3000円? ぼりやがる…」※すみません当時は服について何も知らない馬鹿だったんですホントすみません。
「ゲーム安いの1本買えるじゃん! いや…中古ならもっと買えるな」
「漫画なら7冊はいける。ハードカバーなら2冊だな」
あれこれいいなと思って値札をめくってみては、値段の高さにおののくばかり。
専門店ではなくイオンなどの婦人服コーナーでお買い物をしていたので、高い服なぞ殆どお目にかかったことがない私は「服屋こええよ」状態であった。
以降、時折母が買ってくれる事はあれど、基本的に自分で買うことになったのだが、最初に怖気づいてからはずっと安いもの一辺倒。1980円とか大好きですが何か?状態。
色々話を聞いて知った「Avail」というしまむらの姉妹店を気に入って、そこを御用達にした。後はややリーズナブルな値段の服屋のセールに行くようになった。この辺から安い服を見つけるために足で稼ぐということを覚えた。
が、それだけではいかんと気付いたのが最近。
買う服に無駄が多すぎると気付いたのだ。
あれこれいいなと思って買うが、服の組み合わせは考えない買い方や、品質を見ない買い方が多く、使わない服や、すぐに捨ててしまう服が出てきた。
安物買いの銭失い。まさにそれである。
まあ、そんな経験があって、ファッションについて勉強してみようと一念発起した次第だ。
ファッション雑誌を参考にして、なるべく低予算で、なおかつローテーションの効く服を買うように努めようと決めたのだ。
「おしゃれ」なんて自分には似合わないよ!
ダサい格好している人間がそういう雑誌買うのって相当恥ずかしいんですけど!
いやいや、そういう女子っぽいのとか苦手だし!
――などという心の声も半々だったが、ええいやると言ったらやるんだ! と半ばやけくそな気分で買った。「大したことじゃねえだろ」と言われても、ハードルが高いのである。私にとっては。
そうしたらば、1週間のローテーションとか着回し術とか、少ない服で持たせることが出来る方法や、組み合わせの指南について載っており、
「もっと早くに買っていればorz」
と後悔。先行投資は必要だったんだね…あれ…前が霞んで見えないよ…。
…いや、もう今更。致し方ない。後悔は後にするものだ。
結論を言えば、興味がなくとも節約したいならファッション雑誌は買うべきである、ということだ。