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タイムマシン

  田舎町の自動車整備工場で働いている。毎日汗と油まみれでベトベト。思い出すたびに頭の中のスーパーチャージャーに引っかかるという未練がある。

 俺の名前はジュン。高校時代に片想いしていた女子がいた。カオリっていう。あの子はは今どうしているんだろう。

 「ジュン、あそこのスズキキャラのエンジン見てあげて。エンジンかからないんだって」

「はい!今行きます」

毎日こんな感じなのである。


 今日は休日。愛車は、中古のMH34SワゴンRだ。

 早速乗り込んで、ドライブだ。

  国道を軽快に走るワゴンRにジュンもうきうき。

 トンネルに入った瞬間、強い光がジュンが乗ったワゴンRをつつみこんだ。


 眩しい光は、一瞬で消えた。

周囲の景色が山で囲まれた山奥。

ジュンは、通っていた高校の前にワゴンRと共にいたのである。

「とりあえず、ラジオでも点けてみるか」


"今日は、平成14年9月6日金曜日の大安です。イエーイ"


 ジュンは、タイムスリップしたのを実感した。ワゴンRは、ジュンの未練を察知したようだ。

 


 



 





 

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