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【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。  作者: 鳥山正人


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41話

チカクの街に戻りマイハウスでボクはマーケットから未加工のミスリルを買えるだけ購入した。


「よし、これで生産の女神の加護の付く神品質の3種の生産補助アイテムを作れるぞ」


まずはミスリルの切削加工をする。


「一点集中スキル・オン」

「切削加工作業・開始」


カンッ、カンッ、カンッ


「切削加工作業・終了」

「一点集中スキル・オフ」


生産の女神の加護の効果でこの角度でポンチを叩くという矢印も付いているので作業は完璧。


ミスリル鉱石、100%の神品質。


ミスリル鉱石は魔力水を作っていけば徐々に品質が落ちていく。


ポーションをある程度作ればミスリル鉱石は神品質から最高品質へ、最高品質から高品質になる。


だからミスリル鉱石はいくつあっても役に立つ。


「あとでブラックドラゴンのクランから未加工のミスリル鉱石をこっちにも分けてもらえるようにメリーさんと話をつけておかないといけないな」


神品質のミスリル鉱石は出来たから今度はこれをインゴットにしてサーベルウルフの牙と合わせて神品質のミスリルのハンマーとポンチを作る。


「一点集中スキル・オン」

「鋳造作業・開始」


生産の女神の加護もあって完璧に出来た。


「鋳造作業・終了」

「一点集中スキル・オフ」


ミスリルインゴット、100%の神品質。


「このまま一気にやってしまう」

「一点集中スキル・オン」

「成形加工作業・開始」


サーベルウルフの牙を軸にして、ハンマーの型とポンチの型に溶けたミスリルを流し込む。


「成形加工作業・終了」

「一点集中スキル・オフ」


ミスリルのハンマーとポンチ、100%の神品質。生産の女神の加護+30。


「よし、順調にいってるな。ハンマーとポンチも生産の女神の加護は+30なんだな。じゃあ次はサンダーラムの革手袋の製作だ」


「一点集中スキル・オン」

「加工作業・開始」


魔力水が入っている器から桶に魔力水とサンダーラムの毛皮をいれて、揉んでいく。


こうする事で皮を革に変えるなめしが出来る。


しばらく揉んでいると、皮についていた毛や脂分もなくなり、よく見る革の状態。


この状態から手の形をした型に革を置いて手袋の形に成形するとサンダーラムの革手袋の完成する。


このゲームでは量産型の革製品や布製品の製作において細かい裁縫はしない仕様。


今回のサンダーラムの革手袋ような量産型のアイテムだと手袋に手を通すとジャストフィットするようになっている。


細かい裁縫でオリジナルの一点物を作りたい場合は課金仕様でのみ作れるようになっている。


課金の裁縫道具を購入した職人さんに依頼して作ってもらう。


リアルマネートレードも出来るこのゲームにおいて手先の器用な人達の収入源になっていたりもするので上手く出来ている仕様でもある。


ちょっと脱線したがサンダーラムの革手袋の完成だ。


「加工作業・終了」

「一点集中スキル・オフ」


サンダーラムの革手袋、100%の神品質。生産の女神の加護+20。


「よし、これで3種の生産補助アイテムが完成だ。これで生産の女神の加護は合計で80だな。このくらいあればブラックポイントアピスをすり抜けてサンライトハニーを採取出来るはずだ」


明日になればフジのリンゴと王林のリンゴも採取出来るようになって神品質のポーションを作れるようになる。


明後日はその神品質のポーションを持ってブラックドラゴンのリーダーのリュウイチさんとアラスカサーベルタイガーの討伐に行く。


その次の日はアラスカサーベルタイガーの牙を使って燃える永久凍土の剣を作る。


2週間後にはホワイトタイガーのクランの人も生産マスターの称号を手にするって言ってた。


先行者利益でまだまだ稼ぎたいボクには無駄に出来る時間はない。


明日はなんとしてでもサンライトハニーをゲットしなければならないな。










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