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【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。  作者: 鳥山正人


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29話

次は黒曜石と死の虹の採取だ。


といきたいところだが、アダマンタイトのナイフを忘れてはいけない。


アダマンタイトの品質は99%で採取出来ている。


上手くいけば神品質で作れるかもしれない。アダマンタイトは数も多く採取してるから神品質が出来るまで頑張ってもいいが、今は黒曜石と死の虹の採取が優先だ。


「よし、早速作るとするか。でもちょっと気になる部分はあるんだよな」


磁石のダイヤモンドと言われるアダマンタイト。


ダイヤモンドの融点は3550度。


神の鍛冶場で使っているプラチリルの温度計のプラチリルの融点は3214度だった。


さすがに大丈夫だと思うがやってみるしかないよな。


ダイヤモンドは炭素出来ているので酸素が入ると普通に燃焼して灰になる。だからアダマンタイトも酸素に触れないように魔力でコーティングしながら温度を上げる必要がある。


「一点集中スキル・オン」

「鋳造作業・開始」


ボクは炉の温度計と時計を見ながら、魔力を流し込んでゆっくりと温度を上げていく。


すると温度計と時計に輝く点が見える。


温度計は185度、時計は40分。


次は・・・


温度計は525度、時計は68分。

温度計は965度、時計は110分。


次は・・・


温度計は3000.19度、時計は203分30秒


「良かった。アダマンタイトの融点は3000度なんだな。そして時計の方は少数点までないから神品質を作りたいところだな」


・・・


「よし、温度も時計もバッチリ合わせる事が出来たぞ」

「鋳造作業・終了」

「一点集中スキル・オフ」


品質は・・・


品質を見ようとすると眩しく光り輝く女神アテナのエフェクトが現れた。


アダマンタイトインゴット、100%の神品質。


「よし、神品質のアダマンタイトゲットだぜ。しいていうならナイフ1個分のインゴットしか作らなかったというのは仕方ない事だな」


あとは型に流す成形作業だから、品質が落ちる事はないだろう。


「一点集中スキル・オン」

「成形作業・開始」


インゴットを溶かし、ナイフの型に流しこむ。


「成形作業・終了」

「一点集中スキル・オフ」


品質は・・・


品質を見ようとすると眩しく光り輝く女神アテナのエフェクトが現れた。


アダマンタイトのナイフ、100%の神品質。生産の女神の加護+30。


「生産の女神の加護っていうのがついたな。これでさらに神品質の装備が作りやすくなったな。手土産の武器が神品質で作れたら最高なんだけどな」


これで準備できた。ボクはアダマンタイトのナイフを装備。


まずは火山に行って黒曜石の採取をしよう。


~~~

火山に到着。


すぐに黒曜石の採取といきたいが、黒曜石の採取の前に採取しなければならない鉱石がある。


黒曜石自体が黒く見にくいのでライトがないと見えない。


そのライトになる鉱石は火山で採取出来るので、そっちを先に採取する。


採取する鉱石はマラライト鉱石。


男性器の隠語でもあるマラ。その形をしていて光る鉱石。


このゲームの製作者の1人が某有名ゲームに出てくるマカライト鉱石をずっとマラカイト鉱石と間違えていたエピソードから、この鉱石がマラライト鉱石になったという小話がある鉱石。


「今は1個あれば十分だな」


ミスリルのハンマーとポンチを取り出して、採取する。


ちなみにこの鉱石は切削加工作業がいらないアイテムなので、誰でも採取出来るアイテムでもある。


そして火山から取れるこの鉱石は人肌並みの温度を持つ鉱石。


マラライト鉱石は何気に常に需要があるアイテムなんだけど、今はこれ以上語るのはやめておこう。


ライトは確保出来たから、黒曜石の採取だ。


黒曜石の採取ポイントに到着し、ライトを照らしながらミスリルのハンマーとポンチで採取する。


「黒曜石も持てるだけ採取しよう」

「一点集中スキル・オン」

「切削加工作業・開始」


黒曜石に輝く点が見えてきたが、生産の女神の加護があるためかいつもと見え方が違って見える。


点の上に矢印のような形が見える。


「ポンチはこの角度で当てて採取すればいいのだな」


カンッ、カンッ、カンッ


「よし、上手くいった手ごたえはあるぞ」

「切削加工作業・終了」

「一点集中スキル・オフ」


品質は・・・


品質を見ようとすると眩しく光り輝く女神アテナのエフェクトが現れた。


黒曜石の鉱石、100%の神品質。


「よし、バッチリだ」


次は死の虹の採取だ。







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