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【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。  作者: 鳥山正人


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24話

マグマ貝が住む火山に到着。


ここの火山には神の鍛冶場の完成に必要な超耐熱レンガゴーレムもいる。


超耐熱レンガゴーレムのコアは神の鍛冶場に必要なものだが、超耐熱レンガゴーレムのレンガは普通の鍛冶場でも使う物。


炉を何度も使うと熱による劣化もしてくるのでメンテナンスが必要。


だからこの火山には常にプレイヤーがいて、超耐熱レンガゴーレムと戦っている。


「今のボクではどうしようもないからスルーだな。マグマ貝のいるマグマの方に行くとするか」


プレイヤー達はマグマの中にいるマグマ貝の存在は知らないので、火山の奥深くに住むマグマの近くには誰もいなく、採取するのには最適な環境。


マグマ貝の採取は簡単だ。マグマの中に手を突っ込めば採取出来る。


マグマの中に手を突っ込んでも大丈夫な炭化百火カマドの手袋を作るのが大変なだけなのだ。


「よし、大漁、大漁」


マグマ貝の存在は誰も知らないので、マグマ貝から溶岩真珠を取り出す作業はマイハウスに戻ってからやらないといけないな。


「帰るとするか」


帰る途中で1人の女性プレイヤーが戦っているのを見かけた。


「燃える氷の剣の二刀流使い。という事はあの人はバリドルで1番有名な亀梨マリナさんか。綺麗な人だけど戦う姿はもっと綺麗だな」


少し見とれていると戦いの終わったマリナさんがこっちを見始めた。


な、なんか見られてる?気のせいだよな。


「ねぇ、ここは銀狼のマント程度の装備では来れないところよ」


あっ、まずい。


「し、失礼します」


ボクは急いで帰還アイテムを使い、逃げ帰ってきた。


~~~

「危なかったな。ボクはノーデスの称号で敵がノンアクティブになってるだけで、あの火山も危険なモンスターがいっぱいいるところだったんだな。アイテムの情報ばかり頭には入れてたけど、モンスターの情報収集は怠ってた。今度からはその辺も気をつけないといけないな」


マイハウスに戻ってきたボクはマグマ貝から溶岩真珠の採取を開始する。


「一点集中スキル・オン」

「剥ぎ取り採取作業・開始」


マグマ貝の口のところに輝く点が見える。


「ここにヘラを差し込んで開いていけばいいんだな」


~~~

「結構な枚数があったからちょっと大変だったけど、十分な量は取れたな。さて品質は・・・」


溶岩真珠、95%の最高品質。


「95%かぁ、99%にならなかったのはヘラが普通品質の鉄だったからだろうな。ここらへんももっと意識していかないと神品質への装備なんてまだまだ作れないだろうな」


「とりあえず最高品質の溶岩真珠は採取出来たから炭化百火カマドの枝と合わせて、百火珠真珠の杖を作るか」


百火珠真珠の杖の作り方は超簡単。


炭化百火カマドの枝の先端に溶岩真珠をはめ込むだけ。


超簡単だからこそ、元々の品質が大きく影響する。


「一点集中スキル・オン」

「成形加工作業・開始」


肘から指先くらいまでの長さの炭化百火カマドの枝の先端に溶岩真珠が付くように形を変えて、溶岩真珠をはめ込む。


「成形加工作業・終了」

「一点集中スキル・オフ」

「簡単な作業だから輝く点は見られなかったな。品質はどうなった」


百火珠真珠の杖、90%の最高品質。


「なんとか最高品質に出来たな。あとはこれをアイナさんに渡して、目立ってもらうだけなんだけど・・・ボクも一度使ってみてどのくらいの武器なのか確認はした方がいいよな」


となると明日は魔法キャラのサブキャラクターを作って、武器の確認作業をしてみるか。










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― 新着の感想 ―
[一言] 生産道具総プラチリム計画でも視野に入れる時が、何時かくるかな?www
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