表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/20

09 ぎゅっ


 マヤさんとお風呂。


 お痩せさんなマヤさんの身体に、必ずやお肉ぷにぷににしてみせると誓いを新たに。



 お風呂の給湯設備は、モノカ様のご友人の魔導具技師アリシエラ様が製作なさったもの。


 近くにいらした時は必ずこの家に来てくださるモノカ様たち。


 早く新しい家族をご紹介したいです。



 お風呂上がり、


 みんなの部屋からマヤさんの声が聞こえます。


『お母さん、すごかった!』


 大丈夫ですよ。


 私のお料理を毎日食べれば、すぐにみなさんもお母さん体型ですからね。




 はい、戸締まり確認。


 みんなのお部屋に、


「おやすみなさい」


「おやすみなさい」×三人



 明日は家事の分担でも、なんて考えていたらノックの音。


 扉を小さく開けたのはリカさん。


「ベッド、狭かった?」


 首をふるふる振ってこちらを見つめています。


 毛布をめくって、ベッドをぽんぽん。


 まくらを抱えたリカさんが飛び込んできました。



 さあ、ここからが勝負ですよ。


 お互いぎゅってして、


 相手を先に眠らせた方が勝ちですからね。



 ぎゅっ



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ