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親が私に当時と同じたけの稼ぎを求めるのは仕方の無いことだろう。
親なら誰しもそうではないだろうか。
折角大枚を叩いて育てたのだから、恩を返して欲しいだろう。
それはお金でなくても良いだろう。
商品だったり、旅行だったり。
結婚して孫を見せてあげるのでも良いだろうし。それは個人差があるだろう。
以前、稼ぎがあった頃はお金を出すことでしか返す方法が無いと思っていた。
毎年旅行に連れて行き、誕生日、母・父の日、クリスマスにはプレゼントを贈りお正月にはお年玉を包んだ。
結婚が出来ない私には、それが精一杯の親孝行だと思った。
でも何をしてもなんかしら文句をいう人は居る物だ。
今では、稼ぎが半分になってしまい、旅行には連れていけない。
正直それどころではない。雀の涙程の貯金しか出来ない。
お金が全てでは無いけれど、お金が無ければ生きていけないのも確かだ。
親が健在で、家があるからこの稼ぎで生きていける。
でも、お金の為だけに仕事をしたくない。昔、躰を壊すほど頑張っても報われなかった。
まぁ、おかしくなり始めたのは中学の頃からで、慣れない人付き合いで疲れたから酷くなっただけの話だけれど。
死にたがりの期間は思いの外長く、死に神に取り付かれているのかと思った。
大袈裟かと思うけどあの頃からずっと続いている。
自分が生きていないという感覚。