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消せない足跡  作者: 「ボク」
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第三話 新生活

「ボク」が引越した所は、出来たばかりの住宅街。


とは言っても、新築の家が12軒くらい集まった小さいものです。駅からは遠かったのですが、まだ幼かった「ボク」は、同年代の友達がたくさん出来た事が嬉しかった。


お兄ちゃんは進学。しょう兄ちゃんは転校、それぞれの新生活が始まりました。


せっかく出来た友達が家に遊びに来るのをお母さんは嫌がりました。


潔癖症と言うのでしょうか?「床が汚れる」とか言って、いつも掃除をしていた。

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