ー 舞台紹介 ー
このページには、本作の舞台である『慧神島』やその他の概要に関する情報を記載しております。
※各キャラクター及び舞台の概要のネタバレが含まれていますので、フラットな状態で物語を楽しみたい方は、ある程度本編をお読み頂いた後にご覧頂く事をお勧めします。
その点を踏まえてご覧ください。
慧神島
本作の舞台となる孤島。
日本九州から西へ遠く離れた場所に位置し、丸いドーナツ型になっており、島の中心には『満零湖』 (後記) と言う湖がある。
島の中では、其々の用途にあった7つのエリアが存在する。
港エリア
文字通り、この島に上陸する定期船が停まる場所で、慧神島のお土産なんかが多く販売されている。
アミューズメントエリア
ショッピングモールやゲームセンターなどが集まる娯楽に特化した場所で、大手の物には劣るがそれでも十分な広さとアトラクションの数を誇る遊園地も存在する
キャンプ場及び海水浴エリア
自然豊かな慧神島を堪能できるスポットで、夏には地元民から観光客まで様々な人達で賑わい、また日の出も見られる為、絶景ポイントとしても人気を誇っている
立ち入り禁止エリア
この島の一部には大きな岩山があり、足場が悪く、また害虫害獣も多く出る為、特別な許可がない限り一般人の立ち入りを制限されている場所
居住エリア
この島に住む人の居住区で、周りに観光スポットと呼べるものもないので、基本的には静かな場所となっている。
季節公園エリア
"季節公園" と言う森の中にある公園で、散歩やピクニックをするには打って付けの場所であり、中には子供達が遊べる公園もある
また、森を作っているのは "慧神樹" と言う樹で、春夏秋冬季節ごとに違う花を咲かせる非常に珍しい植物が存在し、植物学的にも注目を集めている
慧神島にしか生息しないので、ここも一部の観光客に人気がある
星見エリア
満零湖を含む美しい風景を楽しめる場所で、特に夜になると、その湖に映し出された夜空を一目見ようと観光客が挙って押し寄せる
そのエリアの更に奥へ進むと、満零湖と慧神島全体を見渡せる地元民しか知らない高台がある
水無星学園
遥希達が通う学園。
初等部、中等部、高等部と小中高一体の学園となっており、慧神島に住む子供達の殆どが、小〜高までをこの学園で過ごす。
イベント事が多く、体育祭や文化祭を始め、クリスマス祭、卒業祭と事あるごとにイベントがあるので退屈する暇がない程。
その為、島外からの入学希望者も多く、特に高等部には地元民以外の生徒も在学している。
お祭り好きではあるが、授業のカリキュラムは充実していて、短い授業の間に内容をギッシリと詰め込んでいるの上に、希望者には補習授業を設けている期間もあるので、偏差値自体は低くはない。
部活動にも力を入れていて、その数も多くあるのだが、最近部費問題が相次ぎ、同好会へ降格又は廃部を免れない状態にある部活があると噂が立っている。
満零湖
島の中心にある湖。
波が立つ事が殆ど無く、よく晴れた日の日中は太陽と白い雲を、夜には月と星々をその水面に映し出すことから、『星見の鏡』とも呼ばれている。
中でも5月下旬の星空は、慧神島周辺の気候の影響から一年で一番澄んだ夜空になり、同時期に開催される『星見祭』では、夜の20時からの30分間のみ、病院などの緊急を要する施設以外の電気が島から消えて、ただ満零湖に星を映すためだけの時間が設けられており、通称『星映し』と呼ばれている。
島に古くから伝わる物語の影響を受けて、最近では『願いを叶える湖』として多くの観光客を集めていた。
『魔法使いと笑顔の魔法』
慧神島に古くからある物語。
要約すれば、とある一人ぼっちの魔法使いが辿った人生譚になる。
詳しくは以下のURLから物語を見る事が出来ます。
※かなり長いので、ご覧頂く際は小休憩を挟みながら読む事を推奨しております。
https://ncode.syosetu.com/n8616fi/
尚、本編でもこの物語を省略した描写を入れておりますので、必ずしも読む必要はありませんが、この物語は本編に深く影響している重要なファクターとなっておりますので、より一層本編を楽しむことができると思います。
カフェ『ブルーバード』
鷲峰家が経営しているカフェで、居住エリアとアミューズメントエリアの間辺りにある。
この島全体を見ても有数の喫茶店で、三人の美人スタッフの接客を目当てに来店する客も多い。
料理に隠れがちだが、雷火の淹れるコーヒーや紅茶は素人でも味の違いが分かるほど美味で、『ヤンキーが淹れるお茶が何故か凄く美味い奇妙な店』としても知られている。
月毎に喫煙できるか否かが変わるので注意しなければならない。
元孤児院『桜庭園』
元々朱里亜が経営していた孤児院だが、現在は遥希達の住居になっている。
細かく挙げればまだ紹介出来ていない部分がありますが、ネタバレを防ぐ為、46話現在の紹介は以上とさせて頂きます。