会議〜侘〜
「全員揃いましたね、それでは会議を始めます」
「めんどーだから、とりあえず殴っときゃよくね?」
「ボスがそんなのでどうするんですか、まったく」
「今回攻めテキてルのハ、侘組ダよ!」
「ふっ……この俺の手にかかれば、こんな穴だらけセキリュティなんて楽勝だぜ……?」
今喋ったのが誠。なんかもうナルシストすぎてやばい。ホントにナルシストなのかはおいといて。
「敵勢力、たったの300。スナイパーが多いので注意する必要があるぜ」
「OK、誠。指揮は翔。戦況報告は各自で」
「え、ボス。あなたはお留守番ですよ?」
「えー? なんでだよぉ……、かおるん、一緒に行こうぜ?」
「やだ。ボスはボクの分のシュークリーム買ってきて」
「えぇーパシリかよぉ」
「うん」
「即答!?」
「うん」
「えっ……」
「ボス! 俺が守ってあげますよ!」
「俺お前に守られるほど弱くないんだけど……?」
「万が一ってあるだろ!」
「ないわー。俺かおるんのシュークリーム買わなきゃいけないし翔のショートケーキも買うし紅と葉のゼリーも買わなきゃいけないもんねー」
「……何故俺がショートケーキなんです?」
「可愛いから」
「〇んでください」
「ごめんねー」
「葉ー! 僕達ゼリーだっテ! ヤったネ!」
「……うん。オレ葡萄で……」
「ア、じゃア僕ハ苺!」
「りょーかい!」
「ふっ……さすが俺達のボス! 香の無茶振りにも冷静に対処してるぜ……。で、俺は」
「んー、チューインガムでいい?」
「なぜだっ!?」
「冗談だよ、真に受けんなって!」
「……とりあえずですね、作戦は理解しました?」
「皆聞いてないよ?」
「じゃあもう解散でいいですか?」
「いいんじゃね? かおるん、このあと一緒に」
「ごめん用事ある」
「えっ……」
「解散です。各自準備してくださいね」
「「「「「はーい」」」」」
会話誰が喋っているかは直感で理解してください( ˙-˙ )