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遠距離恋愛の部屋

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:遠距離恋愛の部屋


イントロ〜

あなたは遠距離恋愛したことがありますか?

もどかしい恋、又はピュアな恋、ともよく言われたりしますね。

でも実際、遠距離恋愛は自然消滅が多いもの。

しかし又そこから挽回したい人も多いもの。

今回はそんなことで悩んでいた

ある男性にまつわる不思議なお話。


メインシナリオ〜


ト書き〈1人の部屋で〉


俺は遠距離恋愛している。

他府県をいくつも またいだ先に彼女がいる。


「はぁ、会いたいなぁ。でもなかなか会えないんだよなぁ…」


最近ずっと連絡がない。


でもそんな時、ある不思議な人から

「遠距離恋愛でも簡単に会える方法があるよ。そう、いつでも会える♪この魔法陣みたいなのを壁に貼り付けて、思うことを言ったら心が届くよ」

みたいな話を聞き、俺は早速それを実行。


その魔法陣は正方形の形をしていて、

縦・横 40センチメートル程のちょっとコンパクトなもの。

それを部屋の壁に貼り付けて、その魔法陣のちょうど真ん中にある

黒塗りの部分に話しかける。


「ホントにこんなので効くのかなあ?」

なんて当然半信半疑だったが、

それでもそれを信じてしまうほど、

俺の彼女に対する想いは強かったんだ。


そして壁にその魔法陣を貼り付けた。


「…あ、ちょうど隣の部屋、空き部屋か」


俺はアパートに住んでいて、隣の部屋は空き部屋だった。


「まぁいいや。始めてみよ。…ゆうこりん、君に会いたいよ、会いたいよ、会いたいよ」


彼女の裕子に向かって俺はそう何度も訴えた。

訴えては壁を見て。訴えては壁を見て。


「…なんだか虚しいなぁ」


当然、返事なんて返ってこなかったから虚しさがやってきた。


でも次の瞬間、裕子から電話が鳴った。

「え!?」と思いながら電話に出てみると…


裕子「急にごめんね、今大丈夫?」


「あはあ♪大丈夫だよ、大丈夫♪」


タイミングばっちりだったので、ちょっと驚き。


裕子「私さぁ、なんか急に会いたくなっちゃって!ねぇ、今から会ってくれる?」


「え!?」


裕子と俺の家の距離は、他府県をいくつも

またいでる。そんな簡単に会えない距離だ。

今は夜中。

「今から会ってくれる?」なんてどう言う事?


と思っていると…


裕子「手を伸ばしてみて」


と言ってきたので手を伸ばした。

するとちょうどその俺の手は魔法陣の真ん中、

あの黒塗りの部分に差し出す形になっていた。


そして次の瞬間…


「え!??!ぎょわわわああぁあ!!?」


その黒塗りの部分からヌッと手が出てきて、

俺の手を鷲掴みするようにつかんできたのだ!


恐怖で手を引っ込めようとしたが引っ込められない。

そしてパッと手は消えて、電話もフッと通話が切れた。


「………え?」


あまりにいろんな事が突然に起きたから

訳がわからなかったが、でも俺はそこから夢遊病のように

何かに誘われる形で立ち上がり、部屋を出て、

隣の部屋のドアの前まで行ったのだ。


自分が何をしてるのかよくわからなかったが、

自分は今、正しいことをしてる…そう思った。

「ゴクリ…」と唾を飲み込みながらドアを見てると、

空き部屋で真っ暗な筈のその部屋に明かりがついた。

ドアの隙間からその明かりが漏れている。


そしてドアがガチャリと開き…


裕子「どうぞ♪待ってたわ、入って♪」


と俺はその部屋に招き入れられ、この世での記憶はそこで終わった。


そして虫の知らせのようなものがその時に来てわかったが、

裕子は3日前に事故で亡くなっていた様子。

遠距離だから分からなかった。


その部屋に入った後の記憶は、俺と裕子だけが知っている。

俺が入ってからすぐ、部屋の明かりは消えたみたい。



(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!

お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=SVGNVn4RHqg

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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