2016/12/24(土)~二日酔いとカフェタイム~
【登場人物】
ふゆ…後に女王と呼ばれるカフェタイムの人気キャスト
益子…カフェタイムの店長的ポジション&イケメン
山中義昭…最古参で最年長(そして筆者のモデル)
~二日酔いとカフェタイム~
『…うっ、頭痛い。。。ここどこ?』
二日酔い特有の頭痛で目を開けると見た事の無い壁が目の前にある。
目線を横に移すとパソコンのモニターが視界に入ってくる。
どうやら昨日駆け込んだネカフェで寝落ちしていたらしい。
世の中のカップルが幸せな夜を送っている中、情けない限りである。
『何時だろう?』
とスマホを見ると午前6時前。
フラットスペース(椅子では無く座敷タイプ)で4時間くらい寝ていた様だ。
とりあえず動かない頭でやる事リストを洗い出す。
・二日酔い対策
・シャワー浴びる
・ご飯を食べる
・ちゃんと寝る
・夜のアルブムまで時間を潰す
まずは二日酔い対策。
スープバーにあるオニオンスープを飲みながら秋葉原にあるカプセルホテルの情報をPCで検索。
どうやらこの時間でも空きがあれば入れるらしい。
このフラットスペースよりは体を休ませやすいと考え、ネカフェを出るために身支度を整える。
意地汚く2杯入れてきたオニオンスープを一気に飲んだら舌を火傷したのは内緒の話。
会計を済ませ、カプセルホテルの方角へ歩みを進める。
普段は人が多く騒がしい秋葉原だが、この時間(6:30くらい)は静かで人もまばらである。
大型ビル前の交差点には夜勤あがりのメイドさんらしき女性の集団が3組ほどいる。
キャッキャキャッキャ言っているのを見て、年齢の違いを実感しつつ万世橋方面へ。
カプセルホテルについて『やっと休める…』と思いながら受け付けに声を掛けると
「このお時間は満席で空きが出来次第のご案内となります」
と淡い希望をぶち破る衝撃の回答がくる。
「何時くらいになったら空きますかね?」
ダメもとで空き時間について質問すると
「確約は出来ませんが、8時過ぎになると空いてくるかな…と思います」
と、親切に教えてくれる。
接客業をしている身からすると、後々もめそうな質問に答えてくれたことに感謝。
「ありがとうございます。
またそのくらいになったら来てみます。」
お礼を言い、いったんカプセルホテルを出て食欲を満たすことにする。
…と言ってもこの時間に空いているのはファストフードのみ。
その中でも長居できるハンバーガーチェーンに入り、モーニングセットを注文。
一つ失敗したのは二日酔いで食べるハッシュドポテトは胃にも頭痛にも悪い事。
しかし残すのも申し訳ないので、口に放り込みジュースで流す。
…ヴヴヴ
全て食べ終わり眠気に襲われ、ウトウトしているとスマホが震える。
画面を見るとユリアから私の体調を心配する旨のDMが来ていた。
毀誉褒貶相半ばする人物ではあるが、この辺りは昔からきちんとフォローしていた記憶。
『ありがとうございます。
無事起きて、これからカプセルホテル行きます。』
長々と文章を書くほど回復していないので、簡潔に回答。
するとすぐユリアから返信が来る。
『よかったです。
山中さんの事、みんな心配していたんですよ。
うみにも山中さん大丈夫だったって伝えておきますね!』
若い人は返信が早い!
あとみんなに心配を掛けてしまった事を反省する。
…で、うみさん?うみさん関係ある?もしかしてうみさんに連絡しちゃった??
ま、友達のお客さんが酔って出ていったら報告しますよね。
何なら私の自業自得ですよね。
などと考えながら数回DMのやり取りを行い
「今日も待ってますね!」
というユリアのDMに返信して会話終了。
気づけば8時ごろになっており、ごみを片付けカプセルホテルへ向かう。
カプセルホテルに入ると先ほどと同じお兄さんに
「部屋、空いてますか?」
と聞いてみたところ
「空いてますよ。
何時間プランにしますか?」
と嬉しい返答。
9時間プランで予約を取り、荷物を整理して着替えて個室に入る
何となくテレビを見ているとウトウトしてきて気づいたら寝ていた。
…しかし既に4時間寝ていたこともあり、すぐに目覚める。
時刻は11時過ぎ。
頭痛は収まっており、胃のむかつきも残っていない。
『お風呂入って、飯食って、秋葉原歩こう。』
という事でお風呂に入り、12時ごろに受付に鍵を預け外出。
お昼は以前行った洋食店へ。
お昼時ではあったが、タイミングが良かったのか待ち時間なしで入店。
ハンバーグと唐揚げとスタミナ焼きのセットを頼み無心で食す。
相変わらずこのお店の味は最高だ!
お会計をして外に出ると行列が出来ていた。
時刻は12:30過ぎ。
そのままクリスマスイブの秋葉原を横断し、アルブムへ向かう。
今更ながらアルブムって13:00オープンだった気がするけど、何の疑いも無く行った。
到着すると益子さんが出迎えてくれ
「女の子誰にしますか?」
と風〇店の様なスタンスで確認してくる。
「特に誰というのは無いのですが…
昨日ついてくれたふゆさんかゆいさんいらっしゃいますか?」
2日で3回自己紹介するのもだるいので、ダメもとで確認してみる。
「ふゆなら今いるので大丈夫ですよ!」
とイケメンが爽やかに回答。
益子さんがバックに行って1分後くらいにふゆさんがやってくる。
「2日連続でありがとうございます!」
こんなかわいい子にこんな事言われると嬉しすぎて背中がかゆくなる。
「いえ、こちらこそ。
ありがとうございます。」
動揺を悟られないように答えたつもりだが、何に対してのありがとうなのか自分でもわからない。
その後は1時間、勉強や仕事の話を楽しむ。
どうやらふゆさんは留学をするらしく、あと半年でやめる予定との事。
留学したことが無い身としてアドバイスできる話もなく、ただただ尊敬の念を抱いていた。
もう少し長居しても良かったが、うみさんの生誕用に使う費用も用意しておかないといけないし我慢我慢。
そして会計してもらっているときに気づいたけど益子さん、ふゆさんとの距離感が他のキャストより近い気がする。
あとふゆさんもまんざらでも無さそう。
ま、私には関係ない話だが。
店を出て、あとは秋葉原をブラブラしてクリスマスの空気感を味わう。
いずれ私もクリスマスを祝える側に立てるだろうか。
そんな不毛な事を考えていると、少し塞ぎ気味な気持ちになってきたので現実逃避をする様にカプセルホテルへ戻り受付で鍵を受け取り着替える。
個室に行く途中でドリンクバーのココアを飲み、再度眠りにつく。




