2016/11/11(金)~いろいろと騒がしい一日~
【登場人物】
うみ…本作のヒロイン
ユリア…露出全振りが特徴のメイドさん
ピンクさん…ユリア推しのエロトーク全開お兄さん
まってぃ…ユリア推しで声の小さい人
木村拓夢…ぽっちゃり体系で最古参の一人
平野明哉…ウィッグを被った最古参の一人
山中義昭…最古参で最年長(そして筆者のモデル)
~いろいろと騒がしい一日~
帰路の途中、大都会岡山駅で新幹線に乗り換える。
そういえば職場にはお土産を買ったが、アルブム宛に買っていなかった。
『うどんでも買っていくか』
ユリアがうどん大好きな事はチラっと聞いて知っていたし、好き嫌いの多いうみさんもうどんなら食べられるだろう。
その他につまみになりそうな特産品を適当に見繕って購入。
一つ誤算だったのはさっきまで空いていた左手も埋まった事。
本当に移動し辛い。
新幹線に乗車し、席に座り、岡山駅で購入した駅弁を広げる。
時刻は12時過ぎ。
ちょうど食事の時間帯だ。
ビールを飲みながらお弁当をむしゃむしゃ。
15分くらいで飲み食いが終わると眠くなってくる。
そりゃ昨日寝たのが3時過ぎだったので仕方ない。
軽く背伸びして目を閉じ、気づいたら新横浜。
寝不足の時の電車の旅はそんなもの。
秋葉原に到着したのが15時過ぎ。
これから22時まで時間がつぶす必要がある。
…
……
………
カプセルホテルへ行こう!
帰省時にお金を使い過ぎたので、カプセルホテルでゴロゴロする事を選択。
週末とは言え、昼間は空いている。
チェックインして部屋着に着替え、部屋?で映画を見ながらゴロゴロ。
そうこうしていると眠気に襲われ、惰眠をむさぼる。
ピピピ~ピピピ~ピピピ~
ヴーヴーヴーヴー
21時にセットしていたアラームで起きる。
髪と体を洗い、ひげを剃り、温泉に浸かる。
そして髪をセットして香水を振って準備完了。
22時にアルブムへ行けるようにカプセルホテルへ出発。
はやり週末の秋葉原は人が多い。
かわいいメイドさん並んで立っている。
景色を見ながら歩いていると、気づけばもうアルブム。
その1回エレベーターにてぱんぱんに膨れたビニール袋を持った平野と遭遇。
「何入ってるんですか?」
なんとなく興味があって聞いてみる。
「な・い・し・ょ・!」
平野がかわいらしく答える。
正直、軽く殺意が湧いた。
そして平野と一緒に入店してうみさんの前に案内される。
今日は席が空いておらず、私を挟んで両隣に木村と平野が座っている状態であった。
何この罰ゲーム。
「これ、よろしければ」
まずはお土産をHOTOCさん、うみさん、ユリアに渡す。
うどん好きであるユリアは特に喜んでくれた。
うみさんもうどんなら食べられると言ってくれて安心した。
それを見ていた平野が袋の中身をテーブルの上に広げる。
テーブル一面に山積みになったのはポッ〇ーだ。
そうだ、今日はポ〇キーの日だった。
殺虫塔に集まる虫のごとく、メイドさんがポッキーに釣られやってくる。
そこには生誕イベントに参加したみなかみもいた。
5分後には平野の前にあったポッキーは半分になっていた。
ただ、いろんな女の子にお礼を言われて平野はご満悦。
win-winでいいと思う。
そして謎のポッキーゲームが幕を開ける。
うみさんとならいう事は無いのだが、そこはコンカフェという業態。
絶対にダメだとHITOCさんから警告が入る。
いや、、、そんなサービス求めてないですから!
結局、私と平野でポッキーゲームをすることに。
盛り上げるだけ盛り上げて、平野の唇と私の唇が触れる。
『は!?きも!!!』
こんなうみさんの反応を期待してうみさんの方に目をやると、真反対の卓のメイドさんと話していた。
なんなら誰も我々のポッキーゲームを見ていなかった。
これなんて罰ゲーム?
このまま何も無くスルーしてもらえばよかったものの、そこは変態平野。
『うみちゃん、山中さんとポッキーゲームするから見てて』
おい、変な事言うな。
いやいや感全開のうみさんを前に二人でポッキーゲームpart2を開始。
もうこれは地獄であった。
私の後頭部をもって逃がさないようにする平野。
虫けらを見るような目で見てくるうみさん。
『きもっ・・・』
そのうみさんの言葉がすべてを物語っている。
可能ならタイムマシンでこのシーンに行って自分を殴りたい。
そんな地獄の様な時間帯を送っている最中に
「うほ!!うほ!!!しねーー!!」
ドンガラガッシャーン!!!!
ガシャ、ガシャ、ガシャ!!
ただ事ではない音が聞こえてくる。




