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2016/10/11(火)~おっぱいは正義~

【登場人物】


みさ…今回登場する私好みのキャスト


山中義昭…最古参で最年長(そして筆者のモデル)


~おっぱいは正義~


今月はうみさんに会えない。

そんな暗黒の感情を引きずったまま、10月に突入した。


しかし仕事が途轍もなく忙しく、徐々にマイナスの感情を薄れさせてくれた。


そんなある日、前任のシフト担当をしていた同僚から声を掛けられる。


「山中さんの好きなアニメ原作のスロット、後継機が導入されてますよね?

 秋葉原で打ったんですか?」


最近、プライベートではうみさんの事を考える事が多くスロットの事を考えていなかった。


「次の休みに秋葉原で打ってきます!」


仕事のストレス発散も込めて、久しぶりにゆっくりスロットを打とうと決意。



そして翌週の火曜日。


人気コンテンツの後継機だけに平日と言えども整理券(9時から事前に抽選して発行された整理券番号順に入場できる)は必須。


常磐線沿線にある自宅を7時に出て、電車で秋葉原へ向かう。


一つ大誤算だったのは、通勤時間帯の満員電車でもみくちゃにされた事くらいだろうか。



8時40分ごろ秋葉原駅に到着し、行きつけのパチンコ屋さんに並ぶもすでに100人以上並んでいる。


導入されている台数は40台…かなり際どいラインである。


しかし私には有利な法則がある…めちゃくちゃいい番号か悪い番号しか引かない。(=中途半端な番号は引かない)


普段の良い行いを右腕に乗せ、抽選のボタンを押す…


【102番】


発行された整理券の番号を見て、今日は打てない事を確信。


でもどうせ秋葉原来たのなら好きな台を打ちたいと思い、お客さんが全然いない別の店へ目標を変更。



こちらの店は開店のタイミングで5人ほどしか並んでおらず、悠々の入店から好きな台を確保。


明日も休みだし、閉店まで打つ覚悟でレバーをたたく。





…現在の時刻は22:40。


7万円投資、8万円回収という地獄のような展開ながらも勝利。


余裕で常磐線の終電は逃したが。


どうせ終電を逃してしまったので、秋葉原のどこで勝利の美酒を飲みたい衝動に駆られる。


どこかと記載はしたが、行き慣れたアルブムしか選択肢はない。




今日はうみさんはいないので、HITOCさんと会話する目的で店内に入るとHITOCさんから


「今日入店した子がいるからつけていい?」


と聞かれる。


特にこだわりは無かったので


「大丈夫ですよ」


と答え、しばしHITOCさんと談笑。



10分後くらいにエレーべーターからアルブムの制服を着た女の子が入ってくる。



奥二重ながら整った顔立ちをしたアイドルの様なキャストであった。


そして鞄の紐が表現するパイスラ=おっぱいの大きさ。


「今日入店したみさです、よろしくお願いします。」


礼儀というかコミュニケーション能力も若いわりにしっかりしている。


「山中です。よろしくお願いします。」


紳士の最低限の責務として挨拶を交わす。


そしてその流れでみささんがオーダーの確認をしてくる。


「何飲まれますか?」


「ウォッカトニックでお願いします。」


ちょっと格好をつけて普段飲まないものを注文。



何となくみささんを見ていると、初お給仕の緊張からか手が震えている。


そして前かがみになってウォッカを注いでいるときに私は見てしまった。


メイド服の緩い胸元から自己主張する胸の谷間が。


私は紳士と何度も自分に言い聞かせても、本当は素直なもの。


みささんが前かがみになっている間、ずっと谷間を見ていた。


そして私も前かがみになった。



「今日はどうして秋葉原にきたんですか?」


ウォッカトニックを作ってくれたみささんが会話を切り出してくれる。


「スロット打ちにきました。」


「私、大学4年なんですが1~3年の間、自宅近くのパチンコ屋さんでアルバイトしてました。

 自分では全く打たないけど、遅番終わりに勉強を兼ねて打っていたので少しはわかります。」


まさか共通の話題があるとは。。。


しかも以前勤務していた地域の競合店で、自然と話が盛り上がる。


結局、パチンコの話で1時間近くしていた記憶。



その他にも共通の話題があり


「IT業界に転職したいんですよね。。。」


と仕事の話題に切り替えると


「私、大学でITを専攻しています」


どうやら勉強しているだけでなく、アプリ開発系の企業に内定を貰っているとの事。



目指している資格も同じで、のちの事ではあるがアルブム卒業後に合格と私への激励連絡をくれるいい子であった。



その後も彼氏の悩みや新社会人に向けての不安など、紳士として22歳の悩み相談に乗る。


一方私は普段の1.5倍のペースでお酒を飲み、みささんの谷間をチラ見していた。



面白いのが一杯作る事に時間が短縮されていき、最終的にはみささんが前かがみにならなかったこと。


その頃にが既に酔っぱらっており、まっすぐ座るだけで精一杯のありさまとなっていた。



始発の時刻となり、少し早めに会計を済ませ店を出る時にみささんが見送りに来てくれ


「楽しかったので、よかったらまた来てください!」


と声を掛けてくれた。


趣味も合うし可愛いしおっぱい大きいし、とても良いキャストでうみさんがいない時はみささんに会いに来ようと決意した水曜日の早朝。



帰りの電車では酔いと睡眠不足で爆睡していたが、これも今日が楽しかったからだろうと納得。



そして次回、今でも交流のあるあの男が登場する!!



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