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雨の日に  作者: 倉田君
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私のお話

「8月10日」

小さな雨音で目が覚めた。

連日の猛暑から一転、今日は朝から雨が降っている。

寝起きで不完全な頭を正す為、ガラス戸に額を当てると、ひんやりとした冷たさが体に走り、心臓が大急ぎで血液を循環しているような気持ちになる。

窓ガラスに鼻を押し当てすっと匂いを嗅いでみる。

雨の日の匂いがするようで、私は昔からこの匂いが好きなのだ。

「今日でもう3年経つのか。」

1人だけの部屋で小さく呟いた。

あの日の事は忘れない。心の底から忘れて無かったことにしたいが、決して逃げる事は出来ない。

当然だ。


私は、大罪を犯したのだから。

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