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私は2度世界を渡る  作者: リサ
過去編
7/44

暴力行為があります。苦手な方はご注意ください。

 一瞬ポカンとした顔をしていたが、私が行ったことを理解したようで、顔が怒りで真っ赤になっていた。

これはなんかやばい。と本能で察する。

 これが私が部外者だったら、売れたトマトが勢ぞろい♪とでも言って面白がったんだろうなぁ。とどうでもいいことを考えて、現実逃避してしまった。


 我に返った時、時すでに遅し。キースが腰に下げていた剣のさやで私を思いっきり殴り倒した。それに続くようにほかの3人も、蹴りや魔法などで痛みで動けない私を何度も攻撃した。

 周りは見て見ぬふりだ。彼らが重鎮の子供だから手が出せないのか、ただたんに私がどうなろうとどうでもいいと思っているのか。・・・・・おそらくは後者だろうな。



 散々痛めつけて満足したのか、しばらくすると4人仲良くどこかへ行ってしまった。

「明日からが楽しみだな。」

という捨て台詞付きで・・・。

 彼らが去った後、私は痛む体を引きずって与えられた部屋に戻った。あまりの痛みで正直、その後どうやって部屋に戻ったかは覚えていない。

 帰る途中ですれ違ったメイドさんに傷薬はもらえないか尋ねた事は覚えてはいるが、私にわたす薬などないそうだ。まぁ予想はしていたけどね。その夜は、痛みにうめきながら明かした。


最後までお読みいただきありがとうございます!

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